活動のあらまし

ぷれいす東京は、「直接支援」「予防啓発」「研究・研修」を活動の柱とし、そこから得られた成果やノウハウなどを「情報発信」し、コミュニティに還元することをめざしています。支援活動の実践を予防啓発活動に生かしたり、研究結果を活動の改善に役立てたりするなど、これらの活動の柱は有機的に連動しているものです。
れいす東京の活動の三本柱

直接支援

HIVは医療の進歩により長期療養が可能な病気になりました。しかし、HIVをとりまく社会的環境には依然として大きな課題があり、さまざまな難しさに直面しながらHIVとともに生きている人がいます。新規の感染報告数は増加傾向にあり、HIV陽性者の社会的支援がより必要とされています。
私たちは地域の中で、HIV陽性者やそのパートナー、家族のための直接支援を提供しています。電話や対面での相談サービス、HIV陽性者が安心して集うことができるプログラムの運営、ボランティア派遣などを行っています。

予防啓発

新規HIV感染報告数が増えていますが、社会の関心は低く、より効果的な予防啓発活動が必要とされています。HIVを予防するためには、知識だけではなく、すでに私たちがHIVとともに生きているというリアリティをコミュニティで共有し、本当に必要な人に適切な方法で情報発信をすることが大切だと考えています。
私たちは、HIV陽性者やその周囲の人の手記集の制作、セクシュアル・ヘルスをテーマとしたイベントやワークショップの実施などをゲイ向け、大人の女性向けなど、対象層をしぼって展開しています。また、一般向け、ゲイ向けにHIV感染不安の電話相談を行っています。

研究・研修

直接支援や予防啓発活動の実践の中で得られた成果を生かし、分析、追加調査、課題の整理を行い、コミュニティの活動に還元するための研究を行っています。また、他の地域でも活用できるようなモデルの提示、政策提言も行っています。厚生労働省の研究班や、他団体との共同プロジェクトなどで、当事者の視点を生かした調査・研究をしています。
また、ぷれいす東京の活動には、多くの当事者・支援者・研究者・専門職などが関わっており、それぞれの視点や経験を生かした研修プログラムの企画・運営、講師派遣を行っています。

情報発信

「直接支援」「予防啓発」「研究・研修」の活動内容や成果をニュースレターや報告書などにして発信したり、そこから得られたノウハウをもとに冊子などの予防啓発・HIV陽性者支援ツールを制作したりしています。また、さまざまなWebサイトを運営して、タイムリーでより幅広い情報発信を心がけています。