スタッフ日記 “さとう”

春と根っこ

さとう

三寒四温という言葉は、どこに行ってしまっったのだろうか?と思うほど目まぐるしく気温が変化する毎日ですが、皆さんはお風邪など召されていないでしょうか。今日も昼間は初夏を思わせるような陽気でも、今夜は寒くなるんだとか…。さくらは何を思っているのでしょうかね。咲いたら良いのかまだなのか。

土曜日にaktaで開催された「エイズはじめて物語」に行ってきました。会場は所狭しの大盛況。池上代表の歴史に触れさせて頂きました。ハワイの柔軟な人たちの考えや、平等に受け入れていく話を聞いていると、何度もうるうるとしてしまいました。「そのまま受け入れることの尊さ」に共感して、感動を頂きました。

さくらが綺麗に咲き誇れるのも、根っこがしっかりとしているから。人間も根っこがしっかりしていれば、素敵になれるのだなぁと改めて感じました。幸せをいっぱい頂きましたので、また頑張って行こうと思います。

Living Together Lounge

さとう

年度末になりました。師走と3月は何かと慌ただしい時期ですが、
忙しくても欠かさず、楽しみにしていることがあります。

新宿二丁目のclub ArcHで毎月開催されている「LivingTogether Lounge」です。2004年9月から始まったのだけれど、僕のデビューは意外と遅く、2007年12月でした。行きたいと思いながらもずっと仲間とのテニスを優先していました。

もったいなかったと今更のように思います。同じ手記でも朗読する人によってイメージが変わるんですよね。朗読した人の経験と照らし合わせての話が心の中にすっと入り込んできて、涙することがあります。逆にコメントがしっくりこないこともあるけれど、それが良いのだと、僕は思います。Living Togetherだから…

もうひとつの楽しみはライブです。盛り上がる時も、しっとりとする時も、好みの時もそうでない時も、僕は丸ごと楽しむように心がけています。興味ないな…と思ってもそこに素敵な言葉や音楽が待っていることがあります。今では自分のふるさとにでも帰った気分になれる空間なのです。

今回のリーディングもライブも良かった。実は一度リーディングをしたことがあるのですが、4月4日は二度目のリーディングに挑戦します。どんなことを話そうか、あれこれと模索中。乞うご期待。

そして誰もいなくなった。

さとう

皆さんは、誰もいないオフィスにいたことはありますか?一人でいると、何だか落ち着かない僕です。今日は様々な理由で、事務所には僕しかいない状況になりました。

ひとり暮らしの頃、寂しくて、どうしようもなくて、どこかに飲みに出ずにはいられなかった。そんな思いが蘇ってきます。最初からそのつもりで休日出勤をした時はなんでもないのに…。不意にひとりぼっちになると人恋しくなってしまいます。あ〜早く誰か来ないかな。ま、もう誰も来ないよね。時間外だもの…。

着信あり…

さとう

事務所にて昼間仕事をしてたら、遠いところで何かのアラーム音(その時はそう思った)が鳴っていた。発信源が特定されず、気にはなったものの、どうしようもなかった。しかし暫くしたらその電子音は止まっていた。

夕方、やじまさんに「目覚まし時計か何か、入っている?」と確認すると、「もしかして事務所用の携帯じゃない?」という話しになり、その場所を探った。やじまさんが携帯の画面を開けると、な、なんと見ず知らずの着信があり。まだ誰にも知らせてない番号なのに…。やじまさんは「初めに見ちゃった〜!電源落として見ないふりしよう」と慌てていた。

周りのみんなは、見なくて良かったと胸をなで下ろしている。「初めに見た人がやばいんだよ」と声が飛ぶ。ホラー映画の見過ぎか…、でも心配。さあ、みんなで祈ってください。何事も起こらないことを…。

火の用心!

さとう

この季節は空気が乾燥して、お肌がかさかさになったりしますね。僕は透析をしている関係で、どうも以前にも増して、かさつくようになりました。若い頃はそれはぴちぴち…(パンパンともいう)だったのですが…(笑)

ところで日曜日の朝早く消防車のサイレンで起こされました。「近いよ」の声に慌てて起きてベランダから外を見ると、向かいの住宅の窓から大きな火と煙。辺りは騒然としていました。30分で鎮火しましたが、やはり怖いものだなぁと思いました。大切なものがあっという間に火に包まれていく。気をつけなきゃと思います。

僕は忘れっぽいので、エアコンやホットカーペットをつけっぱなしにしてしまい、よく怒られるのですが、気をつけなきゃです。ガスを消したっけ?って思うことが多いので、火をつけたら必ずキッチンタイマーをつけることにします。皆様もお気をつけ下さいね。

フリフリ

さとう

明けましておめでとうございます。皆様は新年をどのようにお迎えになりましたでしょうか。僕は人生初のカウントダウンライブで迎えました。それも松田聖子。まあ、とても勇気を貰いました。彼女は今年でデビュー30年なんだとか…。今でも当時の曲をフリフリのスカートで歌って踊れるのは凄いの一言。永遠のアイドルですね。僕はスカートははきませんが、いつまでも若々しくいたいものです。

ところでぷれいす東京の事務所は昨日から開いています。しかしまだお正月モードなのでしょうか。来客は少ない感じ。どうやら今週は最大の寒波が来るらしい。僕は何とか咳が治まり、風邪の年越しはしませんでした。皆様もお風邪を召されませんように…。今年が良い年になることを願っています。

ありがとうございました。

さとう

ぷれいす東京の事務所は、先週の金曜日で終了しましたが、電話相談関係は28日の月曜日まで年内の相談を受け付けています。

年末年始の休業に入った事務所は、人が少なく年末の雰囲気を醸し出しています。昔は暮れになるとお店が閉まっていき、正月は殆どがシャッターを下ろしていました。冷たい空気の中で、シーンとした張りつめたような朝が、僕はなんだか懐かしく思います。今時は、年末年始に関係なくお店が開いていて、福袋だけが正月の風物詩に感じてしまいます。僕は人をかき分けてまで買い物をすることが苦手なので、余った福袋を覗いているくらいです。

今年も1年間、いろいろとおありがとうございました。また、来年が皆様にとって今年よりも良い年になることを願っております。まだ相談はやってますよ〜!(笑)

Think About AIDS

さとう

もう今年も10日になってしまいましたね。先週の金曜日にはTOKYO FMで「Think About AIDS」の公開収録に出かけてきました。このイベントも5回目を数えます。HIV/エイズはメディアではなかなか扱いが小さく、少なく、社会的に認識が薄れて行く感がありますから、長く続けて欲しいと思います。

今回も多彩な顔ぶれで、楽しくもいろいろと考えさせられるひと時でした。「愛」「生きること」「親と子」「HIVと社会」などが見えてきました。プロの方たちの朗読には唸るものがあります。当日、会場にお越しになれなかった方も、その雰囲気がラジオで味わえます。12月29日火曜日、18時から1時間番組でON AIRされます。是非聞いてみてください。尚、リーディングの模様は過去のものを含めて「Think About AIDS」で聴くことができます。

ところで昨日、都庁に用事があったので、その帰り道、軽〜くお茶をするつもりで都庁の展望台に行きました。昼間に行ったことはあったのですが、日が暮れてからは初めて。男3人だったので、軽い気持ちでした。ところが…。

な、なんと照明も落としていて、キャンドルがテーブルに…。見渡す限り男女カップルがデートの真っ最中。場違いだとも思ったのですが、そのままフォカッチャ(結構ボリュームがあった)とビールを頂きました。正面の窓からは、ライトアップされた東京タワー。そして星空のように煌めく夜景たち。素敵なスポットでした。夜11時まで営業してます。今度は僕もデートに使おう…っと。

師走

さとう

早いもので今年もあと1か月を切ってしまいました。世界エイズデーを挟んでのこの時期はとても忙しく感じます。皆さんにとって今年はどんな年でしたでしょうか。

12月18日には恒例になりましたTFMの「Think About AIDS」の公開録音が行われます。12月11日(金)24時が締切ですので、応募がまだの方は是非応募してみてください。

風邪やインフルエンザが流行っているようです。皆さんもお気をつけください。というか、僕がもう2週間も風邪を引いていて、「早く治せよ!」と自分に問いかけています。

人口密度

さとう

ぷれいす東京の事務所は、あまり広くないので人口密度が急激に高くなることが有ります。昨日はGフレのミーティングが事務所で行われて、狭いリビングに大勢のゲイの集団。やはり圧倒されます。

合同研修が終わり、新人スタッフも多い様子。活発な意見交換がなされていました。僕はこういう雰囲気が、実は大好き。多少狭いぐらいの方が活気があって嬉しくなる。ホットライン部門の研修も佳境に入りつつあります。昨日の事務所と同様に人口密度が高いのが、ホットラインの研修中の空間。ただでもあまり広いとは言えない相談室。通常だと3〜4人のスタッフが入っていますが、研修となるとスーパーバイザーと研修生が2人ずつ増える訳です。途中で酸素ボンベでも必要になるかと思う程、息苦しくなる。

でもそうして一緒の時間を過ごしていると、スタッフが輝いていく。その顔を見ていると、僕も頑張らなきゃ…って、沸々と力が湧いてきます。誰かの力になること。簡単なことではないですが、生きているという実感を味わえる瞬間でもある。僕はそう思って活動を続けています。