スタッフ日記

本日18:00から「POSITIVE TALK」をライブ配信

さとう

TOKYO AIDS WEEKS 2020のプログラムのひとつ、「POSITIVE TALK」を本日18:00からライブ配信をします。5人のHIV陽性者が参加予定です。ぜひご覧ください。佐藤も参加します。お楽しみに。
※司会が生島から牧原に変更になりました。

前回の様子はこちらから。

上のせ実施中

おーつき

チャリボン10%UPキャンペーンこんにちは、おーつきです。
今年もまた年の瀬が近づいてきました。積ん読、あるいは包ん読になったままの本やCD・DVDなどはありませんか?!

ぷれいす東京が2年ほど前より支援先として参加させていただいている「チャリボン」は、中古本などの寄付を集めて、買取査定相当額をNPO・NGO団体等の活動資金に変える画期的なプロジェクトです。
しかも、12月31日(木)までの期間は、ご寄付いただく本などの査定額10%UPキャンペーンを実施しているとのことで、ぷれいす東京に届くご寄付の金額にも還元されます。
よろしければ、この機会に本のリユースを通じたご寄付をご検討いただければうれしいです。

チャリボンWebサイト内「ぷれいす東京」ページ
ぷれいす東京Webサイト内「本で寄付する(チャリボン)

プロジェクトをを運営しているバリューブックス社Webサイトにも(お片づけの)参考になる記事があります!

捨てられない本、どう片付ける?本好きのための暮らしのアイデア
ダンボールに本やCDをきれいに詰める梱包テクニック

Rights,Light ライツ ライト。

かとう

先週劇団フライングステージの舞台を観に行きました。

ご存知ない方のために。
劇団フライングステージとは、カミングアウトしている「ゲイの劇団」を標榜し、ゲイであることにこだわったお芝居を1992年から作り続けている劇団です。
自分は旗揚げの直後からしばしば観に伺っています。

今回のお芝居のテーマはまさに「HIV」。
昨年起きた、HIVであることを告げなかったことで就職内定取り消しに遭ったことを訴えた裁判を題材に、本人やその周囲の人々を描いた物語です。
かつて「どう死ぬか」という描かれ方しかされなかったHIV/エイズを巡るお話は、今は「どう生きるか」という方向に完全にシフトしています。

もちろん完全なノンフィクションではないので、登場人物のキャラクターやお話の筋には独自の演出が施されているものの、自分が良く知っている人物を当てはめたりして、そんな発見も楽しみの一つでした。

HIVによって人生に変化を感じる人は多いかも知れません。
かつて自分自身も不当解雇の憂き目に遭いそうになったことがあり、とても他人事とは思えない内容でした。
あの頃、自分も「自分だけではなく後に続く同じような立場のみんなのため」と思って闘っていましたが、本当は自分が傷付けられたことに大きな怒りや悲しみを持っていたのだと今は思います。

折しも新型コロナウイルスと向き合わざるを得ない日常で、改めて「ウイルス」との闘い方・向き合い方・付き合い方について考えました。
舞台の最中にも、物語を中断させることなく上手く場内換気を行ったり、この時期ならではの工夫がたくさん見られました。
考えるだけではなく、そこで自然に動く感情に身を任せる心地良さを久し振りに味わった気がします。

真っ正面から取り上げるには、かなり重たいテーマかなとも思いました。
でも、そこは流石フライングステージ、彼ら流の料理でとても素敵な作品に仕上がっていました。
代表の関根さんを始め、この舞台に携わっているみなさんの真摯な姿勢が溢れ出るステージでした。

ボランティア・スタッフのインタビュー動画集

生島

新規ボランティア研修会が始まりますので、
久しぶりにインタビュービデオを作りました。

昔、1時期、インタビューをたくさん作っていた時期があるのですが、
久しぶりです。

その第1弾です。続編をお楽しみに。
YouTubeのチャンネル登録もおねがいします。

オンラインイベント「LGBT×貧困2020=シェルターを開設~実践報告2019、新型コロナによる影響を見据えて~」

生島

生島が参加している、LGBTハウジングファーストを考える会のオンラインイベントを開催しました。

7月26日に開催したオンラインイベント「LGBT×貧困2020=シェルターを開設~実践報告2019、新型コロナによる影響を見据えて~」の動画をYouTubeで公開しています(手話通訳あり)。

前半では、今回の新型コロナウイルスを受けて、ハウジングファーストがなぜ必要とされているのか、つくろい東京ファンド代表理事(当会相談役)の稲葉剛より報告をさせていただきました。

後半は、かつて住まいを失った経験がある須藤あきひろ氏(株式会社IRIS代表)からお話を伺いました。

いくつかの原因が重なればすぐに生活難になり得る時代、社会のセーフティーネットやお互いにサポートし合える関係が、より重要なものになっていくと感じました。ご覧ください。

https://youtu.be/bcH8dQ97Clk

新型コロナの夏

さとう

今年も酷暑ですね。浜松では40度。その息苦しさは想像ができません。冬のマスクは定番ですが、夏のマスク。鼻のあたりの肌荒れがひどいです。皆さんはどうですか。

感染に気をつけながら、ほぼ通常と変わらない毎日を過ごしているので、あまりストレスは感じていないつもりですが、心のどこかで、パーっと気を晴らしたい思いもあります。

旅好き(大学時代は旅行研究会に所属していた)の僕にとって、移動制限がとてもきつい。時折美味しいものを買ったっり、出前を頼んだり。旅に行けない分、プチ贅沢をしています。

しかし今年はお風呂場のリフォームという大きな買い物をしましたので、緊縮財政です。少し涼しくなる頃、ピカピカのお風呂タイムを味わおうなんて、今から楽しみです。

今年の報告書は認定バージョンです

はらだ

2019年度活動報告書と活動実績
2019年度年間活動報告書と活動実績(A4両面)のPDF版を Webサイトにアップロードしました。認定NPO法人になってから初めての報告書です。裏表紙には、さりげなく、寄付募集のための特設サイト「私たちは、ぷれいす東京です。」のQRコードと「あなたのアクションが誰かの力に!」というメッセージが添えられています。

例年は活動報告会で配布して、そのあと、ご寄付をいただいたみなさまやお世話になっているところにお送りしているのですが、今年は当初5月に報告会を開催する予定でそれに間に合うようにと報告書を作成したものの、活動報告会が1ヶ月遅れのオンライン開催になったので、報告書の発送とWeb公開が先になりました。

明日14時からのYouTube LIVE配信の活動報告会、ぜひご覧ください。活動報告書に目を通していただきやすいように、報告会の案内ページからも閲覧・ダウンロードできるようになっています。

ごぶさたです。

さとう

5/17はIDAHO「LGBT嫌悪に反対する国際デー(International Day Against Homophobia, Transphobia and Biphobia)」でした。そして僕とパートナーと出会って丸17年目でもあります。

出会った頃は、17年も関係が続くとは思ってもみませんでしたが、最初の1年間にお互いの考え方や感じ方をじっくりすり合わせたことが、今に繋がっていると思います。

前に書いた日記を見返してみたら昨年の10月でした。その頃からホットラインの業務が忙しくなり、新型コロナのことで世界中が混乱している状態になり、何も書く気が起きなかったのです。

緊急事態宣言が解除されて、そのこと自体に強くストレスは感じていないと思っていたのですが、やはり心にゆとりがなかったのだと思います。3/25が僕の誕生日でしたが、その頃からは自粛という圧力をひしひしと感じていました。楽しいことをしてはいけない感じ。東日本大震災の時と同じような、いや、それよりも強い圧力を感じていたのです。

花見をすることもできなかった。本当は地元で帰り道に愛でていたんですよ。でもそれをSNSなどで書くこともできないような圧迫感。

今、ぷれいす東京NEWS5月号(もしかすると6月号)を作成中です。日記を書いている間ではないのですが、今書かないとまた逃してしまいそうで…。←逃避なのですが(笑)

しかし新型コロナの第二波も心配になりますが、感染症対策をしっかりして、特効薬かワクチンができるまで、生き延びましょう。

Stay home, not alone

おーつき

新型コロナウイルスによる日常活動への影響が続きますが、ぷれいす東京ではこちらのページでHIV/エイズに関わる情報を中心にまとめて日々更新しているほか、相談・支援サービスやネスト・プログラム等も一部形を変えながら継続しています。
ぜひ、つながり続けましょう。

 

さとうさんチョイスの差し入れ♡

小さなしあわせ

はらだ

「幸せは小刻みに」、ある雑誌*のリレーエッセイ「幸せって何だろう」に、鷲田清一氏(哲学者)が書いたエッセイのタイトルです。

ナチスによるホロコーストを経験した心理学者フランクルの著書『夜と霧』の話から、強制収容所での先の見えないつらい日々について「・・・希望を捨てずにいるには、一つしか手がありません。希望を極小にすることです。あえて小さな問題にかかずらわることでその日その日をしのぐことです。・・・」とフランクルの書いた内容を伝え、一日一日、ちょっとした、いいことがあったら、そのことを大切にして生きるのがいいのではないかと言っています。

新型コロナウイルス感染症がいつ収束するのか、先がみえませんが、鳥前進さんが書いているように、「明けない夜はない」

私もちょっとしたうれしいことを思って、毎日を過ごそうと思います。
家の近くの道を歩きながら目にした小さなしあわせです。3枚目はちょっとピンボケですが。

(*ジャフメイト2019年11月号 JAFメディアワークス発行)