スタッフ日記

オレンジの国から deel 2

第22回国際エイズ会議が、アムステルダムで23日に開幕しました。
アムステルダムでこの会議が開催されるのは、1992年以来2回目。当時、会議場でゲイであることをカムアウトし、その後祖国エジプトを追われることとなった俳優のオマー・シャリフ・Jr.(映画「アラビアのロレンス」で知られる故オマー・シャリフの孫)が開会式の司会を務めました。

開会式に登壇したオランダのメイブル妃、この日別のプログラムに登場したイギリスのヘンリー王子ともに、2016年の前回会議から引き続き若者の深刻なHIV感染拡大にスポットを当て、対策への支出拡大を強調していました。

前回の会議で話題を独占していたPrEPは、2年を経て既に普遍的なトピックのひとつとなった印象があります。
なお、オランダ政府が先週、公費によるPrEPを開始すると決定したというニュースが、会議参加者にも歓迎されていました。
 

 


 

 

 

 
今年、HIV陽性であることを公表したオーストリアの歌手コンチータ。メディアは悲しいストーリーばかりでなく、HIV/エイズの医療の進歩についてもしっかり報道するべきで、それがスティグマの低減につながる、と開会式で力説。

おーつき

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