スタッフ日記

天高く 性の教育 肥ゆる秋

この秋一番の秋晴れの11月3日、絶好の行楽日和でしたね。
その穏やかな秋の陽を背にうけて、もくもくと地下室をめざす若い女性たち、、、、いったいどこに?
行く先は日本一の性に関する資料室をほこる日本性教育協会、
そこで開催されたぷれいす東京主催「HIVと性の教育UPDATE!」セミナーでした。
関東各地から養護の先生や保健師さんなど30人あまりが集まりました。
学校性教育バッシングがふきあれてほぼ20年、性教育ってとかく「腰がひける」のだけど、
生身の子どもたちのリアリティに接すればだまっちゃいられない、ですよね。
そんななかで今春日本学校保健会が『教職員のための指導の手引き~UPDATE!エイズ・性感染症』を発行、
文科省がなんと17年ぶりに改訂したのです。つまり、17年ぶりに予算がついたってことなのですね。
性教育をUPDATEするいいチャンスではありませんか。
というわけで座学とワークのもりだくさんセミナーとあいなり、現場の先生方がはせ参じ、秋の陽はあっという間に暮れなずむ。
時間がない、周囲の理解も乏しいなかで子供の性とむきあう先生の苦労は今にはじまったことではないけれど、
外部講師や保健師さんを助っ人に、小さいときから日々のふれあいのなかでできることはたくさんある。
こどもの環境は激変のようにもみえるけれど、本質は変わっちゃいない。
新しい情報もたっぷり持って、仲間たちがいるじゃないのと、みなさん笑顔で家路につかれました。

人と性って深いからこそ、ずーっとむきあうんだよね、と勝手に納得し、「秋のよき日」よありがとう、でした

ちずこ

『教職員のための指導の手引き~UPDATE!エイズ・性感染症』は
日本学校保健会のサイトからダウンロードできるので見てみてね。

https://www.gakkohoken.jp/books/archives/206

ちずこ

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