スタッフ日記

フレンズ+α

普段ぷれいす東京でHIV/AIDSに関する情報にたくさん触れたり、さまざまな形でそのリアリティを体感したりできる環境にいても、ごく親しい人からHIV陽性であると告げられた時には、いろいろと感じるところがあります。

すこし前に、とても親しくしている大切なお友達のひとりから、HIV陽性であることを打ち明けられました。

偶然にもその当日、ぷれいす東京の恊働団体である日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス主催の「フレンズ+ミーティング」に参加する予定でした。

パートナーや家族や友人など、陽性者の周囲の人を対象としたこのプログラムに、昨年の開始当初から参加させてもらっていましたが、その日は一日中何だかふわふわと落ち着かなかった気持ちを、このミーティングの場を通してゆっくりと消化していったことを、よく覚えています。

昨日も、今年度第1クールが始まった同ミーティングに参加してきました。陽性者の周囲の人へのサポートを目的としたプログラムは首都圏でもまだ少ないと思いますが、このミーティングは、今年度は開催地・回数を増やして展開していくそうです。

さて、ぷれいす東京のメンバーが参加している「エイズ予防のための戦略研究」MSM首都圏グループでは、ゲイおよびバイセクシュアル男性の間でAIDS発症によってはじめて感染に気がつく人を少なくするためのキャンペーンへ向けて、陽性者やその周囲のひとのHIVにまつわる体験談を募集しています。

「HIVを持っている人も、いない人も、どちらか分からない人も」、ひとりひとりができることを、一緒に考えていく取り組みです。

ぜひ下記のURLにアクセスして、メッセージを投稿してみてください。あなたの経験が、ほかの誰かがHIVをリアリティを持ってとらえることにつながるかもしれません。

「できる!」キャンペーン http://www.real-lt.net/dekiru/

おーつき

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