スタッフ日記

雪の坂道で考えたこと

今週の月曜から火曜にかけて、東京では久しぶりに積雪がありました。

子供のころは雪が降るたびにわくわくしていたものだけれども、今回は、ミーティングが流れると再調整するのが大変だ!とか、インタビューの協力者が無事たどりついてくれるだろうかとか……。先に大人の事情をあれこれ考えてしまって、季節のいたずらを楽しむ余裕がなかったような気がします。

さて、ぷれいす東京の事務所は、東京:高田馬場の駅から3-4分という便利なところにあるのですが、住宅街の中にあるので意外と迷う人が多いのです。住宅街というのは目印が少なく、初めての来訪者がさんざん迷ったあげくに電話をもらったときには、「近くに○○さんというお宅」と「○○○○マンション」といったヒントしかもらえず、「あなたはいったいどこ?(汗)」といった状況になり、♪こまってしまってワンワンワワーン♪なんてことも。

そんな中で、唯一、駅から道のりで特徴的なのは10メートルほどの急な坂道。この坂を登りきったところに、ぷれいす東京の事務所が入っている建物があります。

天気や健康状態が良いときには何の問題もないこの坂が、人によって、体調によって、天候によって、厳しい坂道になることがあります。中ほどで小休止をいれたなんてこともあったと聞きます。そして、時を経て軽やかに笑顔とともに坂道を越えて再訪してくれたりすることもあり、僕の中では「人生の坂道」なんて勝手に大げさな名前を付けていたりして(笑)

そういう僕はといえば、溜まった仕事に何とかめどをつけ、深夜に腰痛をかばいながら、ツルツルの下り坂を、絶対!絶対!転ぶものかと鬼の形相で足を踏みしめつつ、何とか無事に帰っていったのでした。そう、人生は下り坂が要注意。なんちゃって(笑)

矢島 嵩

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