スタッフ日記

第3回「HIV陽性者の健康と生活に関する実態調査」報告書を公開

ぷれいす東京の研究部門が実施した、以下の2つの調査の報告書を公開しました。ぜひ、ご覧ください。この調査は、平成26年度厚生労働科学研究費 補助金(エイズ対策研究事業)として実施したもので、若林チヒロ(埼玉県立大学 保健医療福祉学部 健康開発学科 准教授)さんがこの調査を分担研究者と して担当しました。この調査は5年おきに実施してきた調査の第3回目にあたります。

 

「HIV陽性者の健康と生活に関する実態調査」
 分担研究者:若林チヒロ(埼玉県立大学)

A調査【ブロック拠点病院とACC調査】報告書 

【A調査】ブロック拠点病院とACC調査 9病院 1,100名
【配布回収】対象者数は各病院の陽性者数の40%とし、2病院は実施体制等を考慮して抽出率を下げた。
配布1,786票、回収1,100票(回収率61.6%)
【調査期間】2013年7月~12月
【対象病院】ACCと全国8地域の各ブロック病院の計9病院。地域内に複数のブロック病院が指定されている場合は、もっとも陽性者数の多い1病院を対象とした。


B調査【中核拠点病院等調査】報告書

【B調査】中核拠点病院等調査 22病院 369名
【配布回収】各病院の陽性者数と配布可能数を考慮して配布数を確定した。
配布687票、回収369票(回収率53.7%)
【調査期間】2013年8月~ 2014年4月
【対象病院】すべてのエイズ治療中核拠点病院(2012年9月現在)と、A調査で対象外としたブロック拠点病院に、郵便とメールで調査協力を 依頼し、実施可能と返信があった病院を対象とした。58病院中30病院から回答があり、26病院が可能であった。実施段階で日程等の都合で4病院が対象外 となり、最終的に22病院を対象とした。

 

平成26年度厚生労働科学研究費補助金(エイズ対策研究事業)

地域においてHIV陽性者等のメンタルヘルスを支援する研究

研究代表者:樽井正義(特定非営利活動法人ぷれいす東京理事/慶應義塾大学名誉教授)

 

生島

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