スタッフ日記

歌のチカラ。

第29回日本エイズ学会学術集会・総会(11/30〜12/1)と、世界エイズデー(12/1)に連動して始まったイベント「TOKYO AIDS WEEKS 2015」。
その中心となる催しが、11/28と29の両日、国立国際医療研究センターで開催されました。
日本一HIVの患者さんが多い病院内で、バラエティに富んだプログラムがこれでもかっ!とばかりに並びました。

12111990_1644655702462645_1140942479039559082_n映画上映あり、講演会やシンポジウムあり、トークショーありの、本当に盛りだくさんな2日間。
中でも初日に行なわれた「Gay Men’s Chorus for TOKYO AIDS WEEKS」のステージは、予想以上に好評をいただきました。
外来棟の吹き抜けロビーにあるステージをお借りして、総勢約30人の出演者が合唱を披露。
参加者は一般公募で集まったみなさんで、年齢も合唱経験年数などもさまざま。
しかも当日しか参加できないという方も数人いて、本番はどうなることか…とかなり気を揉んでいました。

土日の病院ということで、お客さんが来てくださるかが不安だったのですが、開演時間の頃には立ち見が出るほどたくさんの方々がいらしてくださいました。
槇原敬之さんの『どんなときも。』、サウンド・オブ・ミュージックから『Climb Ev’ry Mountain』、坂本九さんの『見上げてごらん夜の星を』を演奏。
その後、長谷川博史さんの詩の朗読が入り、そこで涙する方が続出していたようです。
後半、『銀河鉄道999』と中島みゆきさんの『誕生』をお届けし、アンコールには『上を向いて歩こう』を会場のみなさんと一緒に歌いました。

お揃いのTシャツにレッドリボン。
会場を包む温かい雰囲気に助けられ、笑顔と涙と感動がごちゃ混ぜになったステtokyo-aids-weeks-t-shirtキなステージになりました。
裏ではバタバタとかなり大変なこともあったのですが、無事にステージが終わってほっと一安心。
聴いてくださった方からも、ステージで歌った方からも、これ一度だけではもったいないので、またやりましょう、やってくださいという声をいただいています。
来年についてはまだ何も決まっていませんが、せっかく繋がったご縁、大切にできたらいいなと思っています。

ご参加くださったみなさん、聴いてくださった多くの方々へ、改めてありがとうございました!

かとう

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