スタッフ日記

World Sexual Health Day in Hawaii

30年ぶりにハワイに行ってきました。

この30年の間にホノルルではホテルと家屋が林立しオーシャンビューがますます遠くなってしまったのですが、日本の夏より涼しくさわやかなことは変わっていませんでした。

9月4日の日曜日、台風が無事それてパシフィック大学のキャンパスへ。ホノルルのダウンタウンから車で30分程にこういう大学があるなんてじつは知りませんでしたが、山間の緑に包まれmana(気)にみちみち、これぞハワイというキャンパスなのです。そこに多様な面々があつまりSexuality,Myth,Sexual Healthというテーマで性の健康デーイベントが行われました。

企画は東優子さん(大阪府立大学)。じつは優子さんはハワイ大学ダイアモンド教授(ミッキー)の日本人弟子三代目。二代目が小貫大輔さん(東海大学)。かくいう池上が初代弟子なのです。三世代の三人がはじめていっしょにダイアモンド教授の元に集まったのです。初代はすでに高齢ですが優子さん、大輔さんは現役教授ですから日本から若い学生をひきつれてそれぞれに「研修」も主催していました。

4日の当日はマオリ(ニュージーランド原住民)、イラン、フィリピン、日本からそれぞれスピーチのあとダイアモンド教授のトークと質疑(Myth and Science)、そしてアクションプランにポトラックパーティというもりだくさんな催し。

優子さん、大輔さん、参加したみなさん、ほんとうにお疲れさま。

わたし、避妊薬ピルとPrEPを強引につなげて「薬は解決にならない。ことはケミカルではなくコミュニケーション、リレイションシップ、ヒューマンライツなのだ」

というスピーチをしたのだけどわかってもらえたかしら?

恩師ミッキーは80歳。いま全員集合できてほんとうによかった!

そして世代をこえて脈々とSexual Healthが伝わっていくことを実感でき、とても幸せでした。

すべてに感謝、

ちずこ

ちずこ

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