スタッフ日記

歌で繋ぐ気持ち。

昨年初めて開催し、ご好評をいただいた「Gay Men’s Chorus for TOKYO AIDS WEEKS」。
ゲイ男性の有志メンバーによる合唱ミニコンサートを今年も開催します。

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会場は今回も国立国際医療研究センター。
昨年参加してくださったメンバーを中心に、広く参加募集を行なったところ、トランス男性を含むたくさんの方々が集まってくださいました。
今回はさらにパワーアップした演奏をお届けできたらと思っています。

日本一多くのHIV陽性者の治療を行なっている病院でこうしたコンサートを開催することは、とても意味のあることだと思っています。
患者さんはもちろん、ご家族や周囲の方々、医療関係者などがゲイによる合唱を聴いてくださることになります。

「ゲイ男性(トランス男性を含む)」と限定したことが、「HIV/エイズ=ゲイの病気」というイメージを強めるのではないか…というご指摘もありました。
普段「患者」としてしか接していないゲイの別の一面を見てもらうことが、このイベントの目的の一つでもあります。
HIVもゲイも言わなければ分からないことが多いものです。
見えなければいないことにされてしまう。リアリティも失われてしまう。
僕たちは確かにここにいて、そして歌っています。
HIVを持っている人もそうでない人も、そしてどちらか分からない人も、みんな同じ空間で同じ時間を分かち合える。
そういうことが伝わるといいなと思っています。

今回初めて演奏する中に『大空』という曲があります。
これは、WAVE2008という札幌のエイズ啓発イベントで、地元のある陽性者の手記をきっかけに生まれました。
「ときどき通信」という2人組のユニットによるもので、今回そのメンバーの方も札幌から駆け付けて一緒に歌ってくださいます。

これは「エイズ予防のための戦略研究」という取り組みの中で作成されたPVです。

会場のみなさんと良い時間を分かち合えたら嬉しいです。
お時間の許す方は、ぜひ会場にお越しください。
お待ちしています。

 

Gay Men’s Chorus for TOKYO AIDS WEEKS 2016

【日 時】12月10日(土)16:00-17:00(予定)
【会 場】国立国際医療研究センター 中央棟(アトリウム)地下1Fステージ
東京都新宿区戸山1ー21-1
【入場料】無料(事前申し込み不要)
【曲 目】
Clim’b Ev’ry Mountain
I Dreamed a Dream
松田聖子メドレー
大空
誕生
上を向いて歩こう

指揮:なおき Piano:ぶっち

かとう

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