スタッフ日記

最近のLGBT事情

LGBTのことは、取り上げられることが多くなったし、様々な意見があると思います。表に出るということは、当然摩擦は起きるわけで、今まさに正念場なのではないかと感じるこの頃です。

ハードディスクに録画ができるようになってから、ドラマをよく見るようになりました。NHKのドラマ10「女子的生活」ではトランス女性が主人公で、ゲイの僕としては知らないことも多く、見てよかったなぁと思います。

昨年、フジテレビではLGBTにとっていろいろなことがありましたが、今放映されている「隣の家族は青く見える」はとてもよくできたドラマだと思います。主人公は妊活をしている夫婦(深田恭子さんと松山ケンイチさん)です。同じコーポラティブハウスに住む別の家族には、子供を作らないことを決めている夫婦、子供を産むことが女性の一番の幸せと思っている奥さんに、離職したことを口止めされている旦那の夫婦。それとクローゼットのゲイ男性と恋人のオープンリーなゲイ男性のカップル。

多彩な人間模様の中で、とても自然に妊活のこともゲイのことも扱われています。偏見する人がいて、そういうことじゃいけないんじゃない?というセリフがある。よくできているなと感心しています。フジ、やればできるじゃん。と思いました。

3月には田亀源五郎さんのNHKのBSプレミアムで「弟の夫」が控えていて、ドラマの中でのLGBTの扱い方が、少しずつ変わってきてるなぁと感じます。

HIVのことを扱っているドラマは少ないですが、今後は元気に生きているHIV陽性者像が見える形のドラマができるといいなぁと思う今日この頃です。

画像は、スタッフからいただいたチョコレート。

さとう

スタッフ日記 へ