陽性者と家族の日記 “朱美”

母と一緒にモーニングコーヒー

朱美

私の母は今年で81才になります。なぜかコーヒーを飲むと
シャキットするそうです。先日、休日の朝、前々から
行ってみたかった喫茶店に、二人で行きました。大ぶりの
カップにおいしいコーヒーとトースト、サラダ、フルーツが
ついて450円、安いでしょう。
母は大満足でした。年を取ると小さな変化が楽しいみたいです。
私は、近所を探検して楽しんでます。次はどこへ行こうかな。
私も自分でつくるのにチョッピリ疲れてます。
手抜きして息抜きしてます。

冬の味、しし鍋を食べてきました

朱美

私の住んでいる市に、野鳥のくる池があります。
そこの古い民家で、しし鍋を食べられるという
事を知り、いってきました。思ったよりさっぱり
していて、おいしかったです。我家から車で15分
位で行けるところに、こんなステキな場所がある
のが、私の町のよい点です。山あり、川あり、
池ありです。地方に住むのも悪くないですよ。

ただ今、田辺聖子にはまってます。

朱美

私は、若い頃から活字中毒なんです。今は、月に2回、
図書館で10冊ずつ借りてきて、本や雑誌を楽しんでいます。
田辺聖子はなぜか今まで読んでなかったのですが、
急に読みたくなったのです。もう5冊位読んだのですが、
おもしろくて、おもしろくて、はまってます。
一人の作家にはまると、あきるまで読み続けるのですが、
当分は楽しめるでしょう。
興味のある方は、読んでみて下さい。大阪弁の絶妙な文章に、
きっとはまると思います。

水族館でイルカのショーをみてきました。

朱美

先週の火曜日、私のパートナーの10年目の命日でした。
友人と待ち合わせて水族館へ行ってきました。
よく晴れてあたたかな日でした。とっても美しいシャチが
泳いでいるのをながめてから、イルカのショーがあるので
行ってみました。かわいいイルカの演技を見て、笑ったり
手をたたいたり、楽しい一日でした。
10年、長かったのか、たってしまえば、短かったのか、
生きている私がそこにいました。たぶん、これからも生き
続けると、思えるようになりました。

私の初詣

朱美

お正月三日でした。あたたかな、いい日でした。
初詣を思いたち、着物を着る事にしました。
私が30年程前、八丈島で買った黄八丈、
久しぶりに袖を通してみました。コートと帯を
おそろいでつくって、一度も着てないのをやっと
着てみました。なんだかうれしくなりました。家から
歩いて15分位、公園をこえた所にある護国神社に
おまいりしました。充実した昨年の感謝と、今年も
豊かな日々になる事を祈ってきました。公園の茶店で、
みたらしだんごを母におみやげにして帰りました。
着物はいいな、もっと着てみよう。いろいろな所に
着ていこうと思った初詣でした。

小さな美術館

朱美

前々から行きたかった女流画家の個人美術館へ行ってきました。年末の平日の午後でした。入館者は私ひとりっきりでした。長命で、たくさんの作品を残した画家でした。私がみていない晩年の作品がありました。美しい赤い屋根の風景画です。すばらしい赤でした。
帰りにおそい昼食をとって自宅に戻りました。いい一日だったなと思ってねむりにつきました。

ひとり旅再開

朱美

二週間前に鹿児島に行ってきたばかりだというのに、いや、行ってきたからこそ、今度の旅行を思いたちました。前日に電話したら、宿はあいてました。家から二時間位でいける、海辺の宿でした。温泉と料理を楽しんで、帰りに美術館に寄ってきました。何て事もない二日間でしたが、とってもぜいたくな時間でした。もうひとり旅も卒業、もういいやと思ってました。でも、昔のひとり旅と今のとは違うのです。うまく言えないけど、確実に年を取った私がいるのです。もう頑張らない、無理はしない私が。

指宿温泉で、砂蒸し風呂を体験しました。

朱美

一泊二日で、友人と鹿児島へ行ってきました。ツアーを利用したのですが、行きと帰りは強行軍でした。でも、中味はわりとゆったりしていて、よかったです。私は団体旅行は、あまり、好きではなかったのですが、今回はよいガイドさんとツアーにご一緒だった方達にめぐまれて楽しい旅行でした。念願だった砂蒸しも体験できたし、薩摩富士(開聞岳)もきれいでした。
紫イモのソフトクリームは食べたし、カルカンはおみやげ(母に)に買ったし、しょうちゅうも迷ったけど、やっぱり買いました。
ようやく大好きだった旅を楽しむ気持ちになったように思えました。年月は心をいやしてくれるのですね。これからは昔のように一人旅もしてみようかしら。

植物の冬支度

朱美

我が家では晩秋になると屋外では冬が越せない鉢植えの植物を南向きのなるべく暖かい部屋に入れます。毎年たくさんの鉢を入れるので、ジャングル状態になっていました。今年は鉢を選んで入らない鉢は友人や、ご近所にもらっていただきました。お部屋も、モノを処分してスッキリしたので、つり鉢にしたりして、きれいにおいてみました。満開のベゴニアの赤やピンクで、部屋の中は、はなやかになりました。テーブルとイスをおいて母と午後のお茶を飲んで大満足でした。
来年の春までお花さんたち、元気でいて下さい。

ピンクのカーテン(春夏)からグリーンのカーテン(秋冬)へ

朱美

我家は春から夏、初秋位まではピンクのカーテンになります。それに合わせてクッション、ソファカバー、寝具類もピンクにします。そして秋から冬、春の始まり頃までは、グリーンのカーテンになり、他のものもグリーンになるのです。
そろそろ寒くなったので、カーテンをせんたくして、グリーンバージョンに今日、とりかえました。毎年の事なのですが、新鮮で楽しいのです。手間もかかって、たいへんなのですが、やってます。
さあ、来年の春までは、ペパーミントグリーンの二重カーテンで、あたたかくすごしましょう。