陽性者と家族の日記

プリンスメロン

蔵人

もう6月なので、スーパーや八百屋にはメロンが沢山並んでいる。
最近はマスクメロンに似た網掛けの甘いメロンが各種出回っているが、八百屋にプリンスメロンが並んでいたので懐かしくて買った。
普段食べるメロンといえば自分の中学生あたりのころはこれだった。今食べてみると甘さは網掛ほど甘くなくあっさりした感じ。

でもよく食べていた時代の記憶の断片がはらはらと浮かんでは消える。
人間は単純に甘さや香りの程度のみで美味しさを感じるのではなく、過去に食べていたときの記憶までも味に含めてしまうんだなぁ。
不思議なものですね。

蓮華

蔵人

昨年からだが、ベランダの桜の鉢に蓮華を育てている。
蓮華はマメ科の植物で、肥料になるので桜のためにもなると思い始めたのだが、蓮華の可憐な花もまた魅力的で、花の季節が終わるまでそのままにしてある。
今年も5月になってから紫色の花が沢山咲き出した。
御存知のとおり、5月は自分にとって一番タフな季節だったのだが、朝、窓を開けて、ベランダにしゃがみこんで蓮華の花を2・3分じっと眺めることが日課になってしまった。
別に「観賞しよう」と思って覗いているわけではなくて、気がつくとじーっと見つめているのである。多分1日で一番無心になれる時であり、伸び伸びと葉を伸ばし花を咲かせるその姿からエネルギーを貰っているのかもしれない。

今年はアブラムシの大発生で管理も大変だったが、元気を与えてくれた蓮華の花が沢山の種を実らせるまでもう少し見守ってあげたいと思う。

相対的な時間

蔵人

今年も一年で一番忙しい季節がようやく終わりつつある。
気がついてみると5月が終わっていた。世間ではGWというものがあるらしいが自分の場合は4月29日から5月5日の間で辛うじて二日だけが休日で、それが終わると毎日追われる締切を何とか凌ぎながらの日々が続いた。例年以上に今年は厳しい年だった。
辛うじてとった休日のうち一日を相方との日帰り旅行に当てたが、本当に1ヶ月前だったろうかと思うほど今となっては遠い出来事である。

時間というものはその時々の状況によってさまざまなスピードで流れているものであると思うようになった。1時間や1日、1ヶ月というのはあくまでも太陽と地球の関係から割り出したみんなの便宜を図るための基準であり、自分にとっての5月のようにやる事が山ほどあるときは物凄く密度の濃い時間が経過しているような気がする。

しかしなぁ、もうすぐ梅雨入りか。orz…

MOUTH FULL

Lyric

daily, one can compare the pros, cons and similarities of life in the US and Japan. In terms of food, people usually complain that US portions are grossly plentiful and that Japanese dishes are more suitable for the palate; that, in time, Americans in Japan get used to bite-sized portions at often obscene prices.

as for me, i’d rather a super-sized value meal from an American McDonalds any day. of course, American super-sized value meals could feed six four year olds in a developing nation, but, ever so conscious of being thin” i need as many calories as i can stomach.

in a diet frenzy world i’m in pursuit of acquiring not losing pounds. there’s the sexy South Beach Diet

健康診断

ガジ

毎年恒例の会社の健康診断を受けた。
検査後、病院窓口で係りの人に
「『個人情報の保護に関する法律』が施行されたので
関係部署宛ではなく、個人宛に結果を郵送します」と
言われ、数日後に自分宛に「親展」と書かれた
封筒が会社に届いた。
開封してみると、原本と複写の2部入っていて
結果もあまり確認せずにカバンにしまいこんだ。

しかしながら、すかさず会社の関係部署の人が
当然のように「複写を回収します」と集め始めた。
拒むのも不自然は雰囲気に、自分も複写を
提出したのだが。

結局、個人宛だろうと会社宛だろうと大勢に影響なしで、
診断結果の個人情報は、うちの会社に関しては
セミオープン状態・・・・
他人の結果を勝手に覗く人もいるし。

結果??
今年は特に問題なしでした。

REAL DREAMS

Lyric

mama and papa visit me in dreams and we talk about the things we never discuss in life, and, for some unknown reason i wonder why i hide and try to suppress the fact that i will die.

in my new room my dreams are crystal clear but i have no fear of spirits that loiter near my soul. sometimes in visions i see myself in bed in a room all white, safe and sound, mama at my side. i never recall what we say but often i run away. i run with all my might but mama is constant at my side.

in other dreams papa and i talk man to man but it makes me cry when i hear the song by elton john about the things unsaid between fathers and sons.

one day, papa said: now i know why animals eat their young.” it made me think of the painting by goya–grotesque in its depiction–of saturn eating his children. parents and children and dreams gone wrong. a wounded beast i live in exile.

alive today for which i give thanks. so far from mama and papa but i am a man. when night falls and dreams and spirits come i pray my heart will continue to beat till morning’s sun.

sometimes my heart beats faint and i cannot find my pulse. then a feeling comes over me like i will drown. i reach for air and open my lungs

赤いスイートピー♪

つばさ

 最近、娘が松田聖子の『赤いスイートピー』にはまっている。
もともと歌を歌うのは好きなのだけど、どこで聴いたのかこの曲を、
「お母さん、もう1回、最後のところ、歌ってみて」と何度も言いつつ、
一生懸命練習しているので、今日、とうとうレンタルCDを借りてきた。

 『青い珊瑚礁』にはじまり、『渚のバルコニー』、
『天国のキッス』『天使のウインク』…ああ、なつかし~い!
2人で「いいねえ」としみじみ感心しつつ、2枚組のCDを聴いた。

 これまで数えられるくらいしかカラオケというものに行ったことないけど、
なんだか「歌いたい!」と思った。今度の日曜は娘とカラオケか?!

壮大な計画 ~その後

ガジ

先日、書いた懸案事項のその後について。

ガーデニング
庭いじりは着々と進んだが(完成はまだ遠い?!)
重い石とかを張り切って運びまくったせいで腰痛に。
首の後ろの日焼けしたのはいいが、やけど手前で
ようやく一皮向けてひと段落した。
この時期の紫外線、あなどれない・・・・

本棚と机 購入計画
通販カタログを4、5冊熟読して、本棚とイスを発注。
先日、イスが届いて組み立て終了。
あとは本棚の到着を待つだけ (^^)
これだけで、やり遂げた感はあるのだが・・・・
肝心の机がいいのが見つけられない。
(→ 机なしのイスだけ状態)

せっかくだから、ちょっと見栄えがいいものをと
思うが、やはりお高くてなかなか決断できない。
そんなに使う訳でもないしとも思ってしまう。
日ごろ家で机に向かう時間がどれくらいあるだろう?
「机は、少しいいのを買った方がいい」といく人かに
助言されて、さらに迷う今日この頃。
そろそろ根気が切れてきたしなぁ、困った。

フワフワ~、綿毛

たんぽぽ

私が「たんぽぽ」というネームを付けた時、
「私はひまわりが好きなんだけど」と言った友人がいた。

私も、ひまわりは好き。
いつも、太陽に向かって咲くひまわりは大好き。
と言っても、どんな花でも好きなんだけど…(^^)

ふまれても、踏まれても、地べたにへば付きながらも咲く
タンポポは大好き。

ホントはタンポポの綿毛に憧れている。
フワフワと風に乗って、気持ち良さそうに流されて…

落ちたところに、根付いていく。
そこが岩場の間の土の端くれでも、
豊かな草原でも、
気の根っこのコケの中でも、
咲く環境が与えられれば、それなりに。
小さく堅く、あるいは大きく伸び伸びと…。

思わぬところに、綿毛のフワフワを見ることがある。
座敷の中に、電車の中に、……
根付けなかった綿毛は、そのまま死んでいくのだろう。

あるがままに、そのままに、
タンポポの綿毛のように…。

ありがたいこと

たんぽぽ

日記のデビューに伯母が逝ったことを書き込むのはどうかなぁ…。
でも、今書きたいのはこのことだし…。
と思っていると、
つばささんがおばあさまのことを書いてはるのを見た。
お互い、寂しいね。

ここ1ヶ月半ほど、とても忙しかった。
いっぱい一杯だから、気をつけて動こう。ゆっくり動こう。
そう思っている最中に、伯母が亡くなった。

たまたま空いていた半日に、お葬式が入った。
その前でも、その後でも、とても困ったことになった。
空いていた半日は、荷物を作って発送する時間だった。

目一杯だと思っていたけど、まだ、詰まるんだ。
詰まったら、動けるんだ。
動揺しないで、それなりに動いている自分を発見した。

3日前には、ホントに万障を繰り合わせてお見舞いにも行けた。
2年前から、集中治療室と自宅を行ったり来たりしている伯母を見舞ってもきた。

人は生きたように死んでいく。
死に様を(生き様を)身近で見せていただけた幸せ。
「おばちゃん、ありがとう!」