陽性者と家族の日記

しばらくお休み

つばさ

 今日、病院で採血をしたら、
「血小板が少ない」と連絡があった。

 で、急遽、明日から入院することに。
いろいろ予定はあるけど、健康第一だからしょうがないか、
体調は良くて元気だから本でも読んで過ごすか…などと思いつつ、
「どれくらいになるんでしょう?」ときいたら、
「長くて1ヶ月、短くて2週間」。

 ええ~っ!!!

 娘の参観日が来週あるのに、
7月から新しい仕事を始める予定だったのに、
そんなに長く入院なんて…。

 入院したほうがいい(…というか、しなければいけない)のは
わかっているし、自分も納得したことだけど、
あまりにもタイミングが悪すぎる!
納得したふりはしていたけど、本当に泣きたくなった。

 仕事先には電話したけど、まだ娘には話していない。
習い事から帰ってきたら話すつもり。
1日中、娘の顔が見られないなんてさみしいなあ…。

 また、退院したらこの日記にも戻ってきます。
なるべく早く戻ってこられますように。

台風の日のワクワク

つばさ

 台風で娘の学校が休みになった。
 朝6時半に休校の連絡があったときから、
娘はうれしさを隠しきれない様子で、
朝食のときには「バンザ~イ!」と叫んでいた。

 あきれていた私も、家の雨戸を閉めきり、
真っ暗になった室内の電気をつけ、
風と雨が激しく吹きつける音を聞いていたら、
なんだか小さい頃に感じた「ワクワク感」がよみがえってきた。
大変なことになりそうで怖いんだけど、
いつもと違う状況にスリルを感じるような気持ち。

 「電気、消してみよっか?」と言うと、
娘は目をキラキラ輝かせて「うん!」と即答。

 明かりの入ってこない部屋に二人で座って、
とりとめのないことを話したり、
すごい風の音にキャーキャー叫んでみたり。

 大荒れの天気はお昼過ぎには収まった。 
雨戸を開けるとき、ちょっと残念な気がした。
もちろん、被害がないからこんな気楽なことを言ってられるのだけど。

デパオク?!

ガジ

外出先で、たまたま仕事が早く終わり、
ターミナル駅まで戻ってきた。
その時、日が長くなったなぁとふと気付いた。
今まで通過するだけでほとんど入ったことのない
デパートを横目に、いつもなら何も考えず
電車に乗るべく足早に通り過ぎるのに、ふと
「そうだ、屋上に行ってみよう!」と思った。

まだ、屋上ビヤガーデンの時期には早いのか
辺りにはスーツ姿のサラリーマンは自分だけ。
そんな違和感のある光景もまんざらでもなくて。
仕事の都合で、昼食を食べずじまいだったから
何か食べようと思って周りを見渡すと、うどん屋を発見。

暑さが収まった心地よい風を受けて、
釜揚げうどんをすすりながら、
梅雨の時期とは思えない
艶やかに晴れ渡たった夕暮れ空を眺めてると、
時間がゆっくり流れているように思えて
すごく幸せで穏やかな気分になった。
うどんがうまいぃ~!!

日常の中のほんの近くにあった
なんちゃってスローライフを満喫・・・・
色々思い悩むこともあるけど、こんな息抜きが
できるなんて。
ささやかな幸せは、実は意外と周りに
転がっているものなのかもしれない。

今度は嫁さんを連れてこよう。
そして自慢しよう、楽しみだ。

TVショッピングへの野望

ガジ

土曜の夜中、嫁さんとTVショッピングを見ていた。
たまたま「高周波○○」という美容機器の
紹介をみて、むしろ自分の方が興味津々で
嫁さんに買ってみようと提案してみた。

その理由はというと、
・本当に「お電話、大変混み合っております」のかを
検証してみたい!
・そもそも、TVショッピングで買い物をしてみたい!
という、たわいのないことなのだが。

お許しのもと、電話をかけてみたら
夜中の2時を回っているのもかかわらず、
ホントに電話が混んでいてビックリ!!
「オペレーターに繋ぎます」というアナウンスに
はたと、我に返って電話を嫁さんにバトンタッチ。
その瞬間の自分の思考回路は、
「美容器具を買うのに男が電話するのは・・・・
しかも夜中に」
自分がオペレーターだったなら驚くかなっと。
ということで、肝心の注文は嫁さんにお任せした。
(後で思えば、気にすることは全然ないのに)

嫁さんは最初は購入に渋々だったようだが、注文が済んだら
届くのが待ち遠しいようだ。
TVショッピングで自分が買い物をするという
野望の達成は、しばらく先のことになりそうだ・・・・

キヲク

ガジ

CMで某弁当屋さんが「○○弁当を250円で!」
というのを見て先週末、買いに行こうという
嫁さんの提案にもろ手を上げて大賛成!!
意気込んで駅前の弁当屋に行ってみたら、
ナント微妙に店の名前が違っていた・・・・

どうやら、似たようなフランチャイズ店に
変わっていたらしく、
腹減り状態で、自転車で乗りつけたので
二人してかなりガッカリ、意気消沈。

人の記憶って曖昧なもんだと
こんなことで再確認。。。

本当にご無沙汰してます

朱美

暑くなりましたね。本当に、ご無沙汰してます。母の介護の事、いろいろご心配かけました。
少し、良くなりました。介護認定やら、何やらで、忙しいのも、ひと段落しました。
ただ、明日の事は、不安で、一杯です。それでは、又ね。

NLGR2004

つばさ

“Nagoya Lesbian & Gay Revolution”に行ってきた。

 自分にとって一番インパクトがあったのが、結婚式。
司祭の方が読み上げた「愛についての使途聖パウロの教え」だった。

 「(前略)愛は決して滅びない。預言は廃れ、異言はやみ、
わたしたちの知識は一部分、預言も一部分だから。(中略)
それゆえ、信仰と、希望と、愛、この3つは、いつまでも残る。
そのなかで大いなるものは、愛である。」

 結婚式を挙げている3組のカップルを見ながら、
これを聞いていたら、涙が出そうになった。
うらやましくてしょうがなかったっていうのもあるけど。

 愛かあ。
子どもへの愛、親への愛、友人への愛はたくさんあるなあ。
でも、パートナーとの愛がない、・・・悲しいことに。
いつか、私もここで結婚式を挙げるような、
本当の愛を抱きしめることができるのだろうか。

おひさしぶり

蔵人

久しぶりに土曜日にスポーツクラブへ行った。
平日はちょくちょく来ているのだが、土日は数ヶ月に一度くらいしか行かない。
来ているメンツも見慣れない人が結構いる。

きょうはゲイ業界で有名な人が来ていた。
自分が知っている位だからかなり有名である。
この人はどうもご近所らしくたまに自分の生活圏で見かけることがあり、
ここのスポーツクラブで過去にも土曜日に見かけた事があった。
周辺にはオネエさま達が集うので有名なジムもあるのだが、
そういうところだと顔バレ過ぎで集中できなさそう。
んな訳で敢えて地味なここを選んでいるようにも思える。

でもその人はやっぱりある種のオーラだしまくりで
偶に視線が合ったりもする。
キャー私を獲物にするのはやめてぇ(妄想)。
わたくし、痛いのは嫌いなのよ。

だってその人は有名なSMクラブのママなんだもん。

悩みごと

つばさ

 娘が宿題をしている途中で、ふと思いついたように言った。
「あたし、今、ちょっと悩みがあるんやわあ」。

 聞いてみると、最近、近所の友達の1人が、
みんなで遊ぶときに自分だけ呼んでくれないという。
「あたしが知らんうちにあの子に何かしたかなあ」
「習い事が忙しいから、声をかけてくれへんだけかなあ」
「でも、あの子とはもともと気は合わへんから・・・」

 こんな調子で、1時間半ほど2人で話し続けた。

 そんなことまで気にしなくても・・・と思うこともあったし、
少しだけ人生長く生きてきた者としてアドバイスだってできたと思う。
でも、まずは娘が言うことをじっと聞くことにした。
意外とこれが難しかったけど。

 何の解決法も見出せなかったけど、
話し終わったあとは少しすっきりした顔になった娘。
これからもいろんなことがあると思うけどがんばれよ、
と思う。私はいつもここにいるからね!

 

雑感

蔵人

かの国への派遣部隊がほぼ入れ替わるという。
入ってまだ数ヶ月しか経っていないような気がするのだが。
これではかの国の人々とのコミュニケーションは期待するほうが無理。
結局「先ず派遣有りき」という事だったのだろう。
かの国の人々も(゚Д゚)ハァ?という思いはないだろうか。

邦人襲撃事件について国を代表する立場の人が口を開くと
「自己責任で・・・」とか「危険地帯だから再三警告を・・・」などの
言葉が出てきて心の底から幻滅する。
あまりにも「我が身第一」自己中心的な思考から出てくるコメント。

敢えてかの国に乗り込む一般人は別に自分の命が惜しくて
行動している訳ではないのに。