陽性者と家族の日記

あとらくしょん

ガジ

たまたま、ある人の計らいで
「いつかはお会いしてみたいポジの人」に
引き合わせてもらう機会があった。
ご自分の状況を知る友人が周囲にいて、
ご自身の日々の生活(人生)をとても前向きに
過ごされていることをうかがい知ることで、
いい刺激をいただいた。

30半ばとなって、人生の岐路がそこらじゅうに
増えてきたせいか、昔からの友達に
色んな相談を受ける事がしばしば・・・・
頼られるのは、とてもありがたい話と思っている。

しかしながら、相手が心を開いて自分の苦悩を
打ち明ける一方で、自分が感染した事によって
通過してきた紆余曲折の心情について
全く話さないという自分の信念に
折りしも、揺らぎを感じ始めてきていたとこだった。

たぶん、自分が感染者であることを明かして
既に周りに理解者のいる人達にとっては
さほど難しい悩みと思われないかもしれないけど。

今回の出会いで自分に融通さの幅が
少しでも増えるかもしれない。
実際に「明かす」・「明かさない」は別にして
もっと長いスパンで物事を考える契機になれば。

前を歩く先輩たちがつまづいてきた場所を
やっぱり避けていくことはできない。

帳尻あわせ未遂事件

ガジ

先日のこと。朝、いつものように歩いて駅に向かう途中、
ふと「夜のクスリを飲み忘れたかも・・・・」と思い
家に電話してみたら、やはり昨日の分のクスリが
そのまま残っていることが発覚!!

今までにもクスリをスキップしてしまったことがあったけど、
気がついたのはいつも、夜の副薬時に
「あれ??昨日の分が・・・・」ってのが、今までのパターン。
今回は初めて、飲み遅れ(?!)に気がついたわけで。
で、どうしたかというと、歩きながら予備で持ち歩いてる
夜のクスリを、何も考えずに約8時間遅れで服薬!
自分の理屈ではスキップしている状態を意識したまま
仕事をする方が精神衛生上、悪いと思った訳で。

午後、病院のナースに相談したところ
「昼の分をスキップするように」と指示された。
数時間ずらして帳尻を合わせたかった自分にとって
ちと不本意だったけど、ここはちゃんと指示に従うことに。

本来は夜の分のクスリを飲み忘れたら、そのまま
スキップするのが正解だったけど、
アタマとココロは必ずしも一致しないのを
こんなことからも、再認識。
くよくよしないで気持ちを切り替えるって、
簡単そうで結構、難しい。

web NESTの「よくある質問集」を
全然活用できていない自分に反省・・・・

オーラ

つばさ

 大好きなアダム・クーパーのミュージカルを観た。

 去年観た「白鳥の湖」でも感じたけど、
彼が踊り始めると明らかに周りの空気が変わる。
あれがオーラっていうものなのかなあ。
セリフや歌のときは普通の人って感じなのに、
ひとたび踊りだすとダイナミックで色っぽくて、
やはり特別な人なのだと思わせる。

 欲を言えば、もっと踊って欲しかったけど、
彼のダンスを今年も観られて良かった!
来年初めにも違う演目で来日するそうだ。
楽しみ~!

 

 

決定的瞬間?!

ガジ

今日、たまたま昼に飲むクスリを飲んでいるところを
上司に目撃されてしまった。
その光景を見るな否や、
「クスリなんか飲むな!」と言われた。
一瞬、意味を理解できず、頭が真っ白状態。
平静を保ってられず、はぐらかし気味にかわすことができなくて
「何故ですか?!」と少し口調を荒立ててしまった。
それからすぐに、はっと正気に戻って「下痢止めなんです」と
切り替えしたが。
(まだまだ未熟なもんで)

まぁ、今にして思えば多分、
「まだ若いんだから、すぐにクスリなどに頼るな」と
言いたかったのか・・・・と思ったりもして。
(それともただ単に服薬する姿を見て、不快に思ったのか?)
でもやっぱり、自分が服薬することで
人様に何の迷惑を掛けてるのだろう?・・・・と、
納得できない自我を諌めることができずにいたりもする。

こんな些細なことにつまづいてもいられないけど
せめて、人に干渉されずに服薬できる環境に身を置きたい。
もっと歳を取れば、生活習慣病みたいに
服薬が自然に思われるようになるのか?
それまで何年かかることやら・・・・

もっと苦労している人はたくさんいるんだろうと、
自分を勝手に励ましてます。

発疹事件

ガジ

連休の前半、好天気の中で日曜大工で
ペンキ塗りをした。
まる2日間かけてまぁ、いい感じに仕上がった。
しかし翌日以降、発疹が両腕・両足に・・・・

すぐ治るだろうと、某ウナ○ーワなどの
かゆみ止めを塗って経過を観察していたが
週の後半にかけて、みるみる範囲が拡大!!
週明けに病院に行くことにした。

しかしこうやって、おろおろ動揺してるうちに
週明けの月曜には治まってきてしまった。
皮膚科では「原因不明だけど、大丈夫でしょう」と。
急に強い日差しの中で長時間作業したせいか、
ペンキの中の成分にかぶれたのか、
今となっては真相は闇の中へ・・・・

タイミングが悪いというか、自分の自然治癒力を
褒めたらいいのか、ちょっと複雑だったけど
まぁ、大事に至らなくてよかったのは確かかも。

病院へ

つばさ

 今日は久々に病院へ。

 服薬していないと、病院に行く頻度が明らかに少ない。
 行く時の気分も、薬を飲んでいるときは、
「受診するついでに映画でも観る」
(病院が「都会」(←うちとの比較)にあるので)だったけど、
今は「映画観るついでに受診する」という感じ。
 服薬していた時は意識しなかったけど、
けっこうしんどかったのかもしれないなとつくづく思う。

 なんとか1年、こうして持ちこたえてきたけど、
検査の値を見ると、そろそろ再開を考えたほうがいいみたい。
まだ実感がわかないけど、やっぱりいやだなあ。

 次回の検査までに、がんばれ、私の免疫力!
それまで身体にいい生活をしなければ!
とりあえず運動して、食べ物にも注意したほうがいいかな。
毎日のビール&食後の甘いデザートを控えよう!

 でも、そんな健康的な生活したら精神的に不健康になりそう。
やっぱり、ビールは飲みたいし…。

どたばた その4

ヤマモト

 こんにちは!って、すっかりサボってしまいました(大汗)三日坊主癖がばれてしまいましたね。

 さて。どたばた その4です。
 前回まで、やっとこ、隣県の病院にて確定検査を受けたとこまで書きました。その続き。
ここにこうして書いてるから、当然、確定診断の結果はクロ、だったわけですが…。この時に、検査の数値なんかも教えてもらえるんですが、この時のRNAウイルス量が110000、CD4が378でした。当時、特に具合が悪い、といった症状はありませんでした。にもかかわらず!投薬を勧められたんですよ!勧められた、というか、ほとんど半強制的だったかなあ。なんせ、その日の帰りには2週間分の薬、持って帰りましたから。しかも高いお金払って。
 でも、この時点でも、なんぼかこの病気について勉強していたし、とりあえず、元気なのに…もう投薬!?しかも、薬はカクテル療法だったんですが、その組み合わせが…どうも、ちょっと飲みにくいものでした…。

 続きは(いつになるか)また次に!

 久々に書いたら疲れた…(^^;

後悔

蔵人

予定した仕事が予定通りに終わらない。
焦ってしまうと、気持ちが空回りしてますます進まなくなってしまう。

帰りの電車の中で、じたばたしても始まらないから、落ち着いて構えていれば
少しは進んだかもしれないのに、と反省する。
そんな日が昨日と今日、二日連続。

大器晩成

つばさ

 友人がいきなり誕生日を尋ねるメールを送ってきたので、
何かと思ったら、「今、会社のイベントで占いしているから」と言う。

 で、その結果を渡してもらった。私は大器晩成型とのこと。
出発期、発展期、充実期、完成期というのがあるのだけど、
私の場合、それぞれ30歳、39歳、48歳、57歳だった。

 ちょっと意外。

 それが実を結んだかどうかは別として、もう充分に
いろんなことがあった人生だったような気がしていたのに、
まだスタートしたばかりなんて。

 でも、30代半ばの今になって、
自分の本当にやりたいことが見えてきた気もするし、
案外、これって当たっているのかも。
ということは、これからさらに充実した時が待っている?!
今追いかけている夢がかなうってことだよね?!

 …という調子で、一枚の占い結果の良いところだけ
勝手に解釈して、どんどん盛り上がる私に友人が一言。

「当たってるかどうかはわからないけど、確実に
『楽天的で前向き』という一文はあてはまる気がする…」。

一泊旅行分の本

つばさ

 ゴールデンウィークが始まった。

 とくに遠出の予定もない私は、
娘と近くの子どもの本屋さんに出かけた。

 この本屋さんは、遊園地より面白い。
子どもの本は絵本からヤングアダルトまで
たくさんの本が幅広いジャンルで置いてある。
立ち読み(いすがあるので座り読み)もOKだし、
ゆっくり本を見て、読めるので、
本当に読みたい本をじっくり探すことができる。

 いつもは「1人1冊!」と誓うのだけど、
今日は2人で一泊旅行できそうなくらいの
お金を使ってしまった。

 気にいった本はメモしておいて図書館で借りて、
旅行したほうが良かったかなという考えが頭をよぎったけど、
「素敵な本に出会えた! 今から読める!」という、
今の幸せな気持ちにはかえられないから、ま、いいか。