陽性者と家族の日記

思いやりと理解

先週末からパリの同時多発テロのニュースが世界を震撼させています。私が住むロンドンでも、フランスはお隣の国ですし、過去にテロの標的に何度もなっているために、緊張感が走っているのを肌で感じます。まずは被害者の方のご冥福をお祈りします。

ちまたでは、なぜレバノンやトルコでのテロやロシア機の墜落事件があったのに、パリのテロだけ特別にマスコミの扱いが大きく、哀悼の意を表す人が多いのか、といわれています。自分がどれだけ世界中のテロの被害や、中東の情勢や歴史を理解しているのか、考えさせられます。

憎しみは偏見や無知、そして相手への思いやりの欠如から生まれるのだと思います。まずは、周りの家族、友人、知人を愛すること、理解しようと努力すること、それが今回のような悲劇を繰り返さないために個人ができることのひとつなのではないでしょうか。

ひろき

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