陽性者と家族の日記

ご近所の酒屋さん

酒に強い、というわけではないのですが、お酒を飲むのは大好きです。ただ、食べずにおしゃべりをしながらパブでひたすら飲み続けるのがイギリス流。そこまで量を飲めるわけではないので、つまみながら少しだけ美味しいものをつっつきたいので、家で晩酌をすることに。

といっても凝った料理を作れるわけでもないですし、酒に詳しいわけでもないので、近所の酒屋さんに夕食のメニューと予算を伝えて、ワインを選んでもらうことにしました。熟年のしぶい紳士が一人で切り盛りしている近所の酒屋さんにひとりで入店するのはなかなか勇気がいります。ワイン通でもないですし。

週一回、1本のペースで購入していくと、酒屋のムッシュ(笑)も僕の顔を覚えてくれたようで、笑顔で迎えてくれるようになりました。このムッシュがなかなかのワイン通のようで、夕食のメニューを伝えると、すぐにおすすめのワインを教えてくれます。しかも、それがとっても美味しい!

こうしたことがあると、異国の大都会が少しだけ、自分の街になってきたような気がします。

 

ひろき

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