陽性者と家族の日記

欧州のテロ事件

イギリスのマンチェスターで数日前にテロ事件が発生しました。ロンドンに住んでいると、欧州のテロはとっても身近に感じます。実は今週末、ベルギーのブリュッセルで、友人がマラソン大会に出場するので応援にいきます。正直、人混みが怖い・・・。

でもこういった市民生活を恐怖に陥れるのがテロリストの狙いなのでしょう。家にこもってばかりいてはそれこそ思うつぼ。それにしても、自爆って、どんな精神様態だったのでしょうか。まずは犠牲者の方々に哀悼の意を表したいと思います。

そのうえで、自爆テロをするぐらいのエネルギーがどこからくるのか、テロリストを単に頭のおかしな人々、と割り切るのは簡単です。しかし、彼らも人間、そこまでの行動をとらせる恨み(私は政治的、歴史的な背景などはわかりませんが)があるのではないでしょうか。

人間である以上、恨みをコントールするのはとても難しい。綺麗ごとだけじゃないですから。でも、マンチェスターで花束を添え、連帯を訴える人々の姿をみると、これも人間なんだと救いをみたきがします。

残酷で恐ろしくもあり、美しく気高くもある、それが私たちの姿なのでしょう。

ひろき

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