エモーショナルな英国人
イギリス人、ときいて、皆さんはどういうイメージが浮かびますか? 英国紳士、パンク、サッカー……、人によって様々だと思いますが、国民性となると、日本人と共通点があるという人もいます。ほかのヨーロッパの国の中には、イギリス人は遠慮がちだとか、人との距離を置きたがる、感情表現が控えめ、という人もいるようです。
今日は、ちょうど20年前にダイアナ元王妃がなくなった日。イギリス中、そして世界中で悲しむひとがいました。妃の死にしても、今年起きたロンドンのテロ、そしてビル火災にしても、大きな悲しみの際に多くのイギリス人がみせたエモーショナル(感情的)な一面は、私のとって少し驚きでした。
普段は少し皮肉屋で、感情表現が控えめなイギリス人が、メディアを含めて、感傷的になる、ある意味、当たり前のことなのですが、渡英7年目にして、イギリス人の新たな素顔です。本当は国民性なんて関係ない、人間てだいだい同じもんなんでしょうね。
最近、ちょっと暗い話題が多いイギリスですが、きっと笑顔を取り戻してくれます。今までもそうしてきたんですから。