陽性者と家族の日記

Now Is On

先日迄行われていた AIDS WEEKの数々のイベントや講演会には
殆ど、いや全くと言っていい程、参加出来ませんでした。
普段は暇ひまな僕の毎日が先日の数日間、多忙でした。
でも、何とかLASTの「市民講座」には伺う事が出来ました。
90分位でしたでしょうか、凄く興味深く且つ楽しい講演でした。
発表される先生方は面白く分かりやすく…で凄く記憶に残るお話をされますよね。

HIV/AIDSの現状を通して、ずっと言われているけど
発病前の検査がもっともっと進むといいなとか
内服薬をちゃんと飲む事で大事(おおごと)にならず生きていけるのになとか
まだまだ課題がある事を改めて受け止めました。
医療の現場から「発病前に受診してくれて良かった。」「大丈夫」と
言って頂ける事に安堵を憶え、
夜、女性一人で歩ける安全な日本、食べるモノが豊富なのにダイエットをする日本人、
そんな日本はHIV/AIDS患者(と云っていいかしら)に対しても非常に手厚い福祉があり
改めて感謝を言いたいです。
でも、差別と偏見はまだまだ根深くて、社会的死という非常に僕にとって
重いテーマは胸を締めつけました。それはまだまだ僕も受け止め切れていない、から。

何だか支離滅裂な日記になりました。
来年は有休を取ってでも多くのイベントに参加したいと想います!!!

IHO 拝

IHO

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