HIV/エイズ よくある質問・みんなの回答集

海外旅行をするときに何か気をつけていることはありますか?

愛の伝導師愛子

数年前から海外に行ったり来たりの仕事をしています。時には2週間程度の時もありますし、3ヶ月~6ヶ月と中期居住のような場合もありますが、今回は短期旅行、特にタイなど東南アジア方面に旅行にいくときのことを書いてみようかなと思ってまーす。

現在販売されている海外旅行航空券は、航空券と宿がパックになっていて少しだけ、オプション観光が付いているタイプか、航空券のみ購入するフリータイプが主流です。いずれにしても、皆さんが狙っている格安航空券は夕方発の夜中着とか・…早朝着とか・…・ホントに「疲れちゃうのよー」ってタイプのばかり涙> <。

1日休めばいいものを「せっかく海外まで来て休んでられない!」と焦るように動いてしまうのが人情・・・・・。その気持ち、よーく分かります。でも、自分自身振り返ってみると「どうして海外まで来てこんな症状出てきちゃうの?」ってことになる原因は・…・

1.疲れから出た症状  OR
2、何かの菌に犯されて (海外ナメルナヨー的に出てきマース)

2つの理由ばかり!

また一般の人々(HIVではない人)の病気になる原因はこの2つがほとんどのようです。自分の失敗例として、疲れが原因でヘルペスに4回なったことがあります。(4年間に4回もしかも海外でのみ!)

*飛行機に乗ったら寝る。出発時刻の2時間前に睡眠剤を飲んで寝るようにする。自分は酒を飲むと環境の違いのせいか、余計眠れなくなるので機内で酒は飲まない!とにかく機内はホテルと思う。パジャマに着替えてお休みします。

それから、旅行中は睡眠が不定期になるので寝つきの悪い人は日本で睡眠剤をもらっておいたほうがいいと思う。

また、病気の症状が出た時「しまったなー」と思うのは、ヘルペスの薬を持ち合わせていないことが多いことです。「現地の病院に行ってもらえばいいじゃないー」って簡単に思っていましたが、数度このような状況に追い込まれて病院に行きましたが、もらった薬が「?」なのです。1回目は作用がきつ過ぎたのでしょう。飲んで2 時間くらいしたら気分がだるくなって、これまた吐き気もするし、熱を測ったらなんと 38.5!その前は37.5以上でたことないのに!よく「海外の薬は作用が強く・・・」と聞くけどホント!なのよ。ここで私は学びました。日本の主治医からなりやすい病気の対処療法薬はもらってくれば良かったって・・・。

あと、口からとる、水や食べ物が原因でしょうか、便が水のようになってしまって。明らかに食中毒の症状!便意は30分ごとに訪れ、何しろ腹が痛い!これはただ事ではない!と思いました。薬を持っていかなかった私・・涙><

病院に駆け込みました。菌を殺すお薬は頂けましたが、医者には痛み止め!を処方するとか、苦しいのから脱出させてあげるという考え方が存在しないようで(I can’t believeでしょ!)、じき直る、痛みや下痢は耐えろ!と冷ややかな医師の態度から感じられました。また私は学びました。痛み止めとか、下痢止めのような、症状を和らげる系の薬は日本から必ず持っていくこと。

*現地では生ものを絶対食べない。あと水も気をつけてる。散々な目にあったから。国によって違うみたいだけど・・営業許可がなくてもやっている飲食店は沢山ある模様。生ものはホント気をつけたほうが良いみたい。

あと抗HIVカクテル療法の薬も移動が多いためにあっちのホテルに忘れたとか、どこかに落としたとかで日数分用意したのに、「ナゼか足りないのよー泣」状態になってしまったことが度々あります。だから日数分×2、用意すれば完璧じゃないかしら、と思うこの頃です。 あとは・・・虫対策かな。アジア関係にいくと蚊で感染する感染症が毎回のように流行ってる。馬鹿にしないで対策考えておいたほうがいいみたい。ちなみにタイに行ったとき虫除けスプレー一生懸命探したけど無かった。日本から用意したほうが良いみたいです。

あとねー海外保険のかけ忘れ!!!出国前にATMの機械見たいので簡単に加入できるのに、空港に慌てて駆け込むもんだからかけ忘れが多い。でも病院に行くと、必ず証明書はどうしますか?って聞かれる。もし保険をかけていたら5万円くらいは浮いていたんじゃないのーって思います。かけていると安心できるし、そんなに高額でもないし、手続きも簡単なんだから、入っておけばよかったとつくづく思います。皆さんも忘れないでね。

最後に、帰りの飛行機の中で黄色い紙が回ってきます。これは帰国の際に訪問国で感染症に罹ってないかの問診表ですが、なんかあったら相談したほうがいいかも。

何度も泣きました。みなさんも念には念いれて悲しい旅行にならないように参考にしてください。

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