はんきー/165/60/50 ゲイ 京都在住
地方都市に住んでいると,東京などとかなり環境が違います。特にブロック拠点病院以外の医療機関にかかっているとなおさらです。覚えておかなければならないのは「主治医などが正しいとは限らない」と言うことです。
HIV/AIDSについては,様々な情報は非常に早いスピードで変わって行っています。拠点病院のドクターも他の診療科目を持ちながらHIVの診察も行っているという状況であり,最新の知識を持っているとは限りません。これを読んでいる方はネット環境にあるのだと思いますが,HIV/AIDSの最新の情報はネット上にあると考えても間違いではないと思います。
自分でも情報を仕入れ,勉強しましょう。主治医の判断にまかせるのではなく,自分の思いや知っている情報を主治医に伝え,主治医と一緒に考えましょう。そのことによって医療機関も育って行きます。もし,主治医がそのことを拒否するようであれば,病院を変えることを考えてもいいかもしれません。大都市と違い,僕たち自身が医療環境を整えて行くという姿勢が重要だと思います。
だといって,ひとりですべてがんばる必要はありません。まず,だれか相談できる人を一人つくりましょう。まわりに見当たらないならネット上でもかまいません。もちろん僕でよければ相談にのれるかも知れません。なにより大事なのは,自分自身にとって一番安心できる居心地のいい環境をつくって行くことです。先の長い話しです。大都市のようにスタッフのそろった医療機関やサポートグループがなくても,自分が当たり前に働き,当たり前に生活できることを目指しましょう。僕らはみんなつながっていますよ。