ぷうすけ/40代 ゲイ 男性 東京都在住
最初の頃は多かれ少なかれ誰でも混乱はすると思います。自分も最初の頃は友人に片っ端から連絡を取り、病気のことを伝えていました。病気のことを知っておいてもらわないといけないという、ちょっと脅迫観念みたいなのに駆られていたのかも知れません。
時間が経つにつれて状況も気持ちも落ち着いて来て、伝える必要がある時に伝えたい人にだけ伝えればいいのだと思うようになりました。同じ陽性者の仲間が出来てからは、お互いの不安や悩みを打ち明けあったりすることで心の平穏を保っていたように思います。
HIV陽性者を支援するNPO法人や相談電話などがいくつかあるので、周囲の人で直接病気のことを相談出来ない場合にはそれらに頼ってみるのもいいと思います。友達でもドクターでもカウンセラーでも誰でもいいし、没頭出来る仕事や趣味でも何でもいいので、心の支えとなってくれる存在を見付けると、知らないうちに混乱は消えていたりしますよ。