ころ/40代 男性 地方在住
保健所の検査で感染している事実を告げられて、その場で拠点病院を紹介されました。病院に行くこと自体にはさして抵抗はなかったのですが、どこに行くかが問題でした。
仕事を休んで行かなければならないことと、この先何回も通院することを考えると居住地にある拠点病院を選択しようと思っていました。そのことを保健婦に告げると、コンタクトをとってくれるというので、その返事を待って決めることにしました。保健婦は居住地を含め近隣の病院にもコンタクトをとって対応を確かめてくれたようです。その結果、居住地の隣の地区にある病院の対応が良かったということで薦めてくれました。
薦められるままに決めたことを告げると、折り返し、すぐにでもドクターが話をしたいと言っているので連絡をするようにと電話がありました。ドクターに連絡をとり、今の身体の状態を知らせて初診日を決めました。ドクターはその病院の感染者に対する対応システムについても教えてくれて、プライバシー保護のために気を遣ってくれることがわかりました。また診察費、検査費についても心配だったので聞くと保険証を使用して1万円あれば十分だろうということで安心しました。
保健婦にその結果を告げると、保健婦がその日に付き添ってくれると申し出てくれました。昨年12月の上旬に保健所の検査、一週間後に結果がわかり、年内に通院して、同じ年内に病院での検査がわかるという具合にスムーズに運びました。
病院では玄関まで約束した時間にドクターが迎えに出てくれて、保険証の提示もすべてドクターがしてくれました。それ以来、診察券は受付を通らず直接担当の看護婦に渡すことになっています。
ソーシャルワーカーにも紹介され、手帳の取得のことなどの説明もありました。私は居住地ではないので心配しましたが、すべてワーカーが手続きをしてくれることを聞いて役所に出向くことなく済むことを聞いて安心しました。また、病院内のカウンセリングのシステムについても説明がありました。
治療や薬については事前のパンフレットやインターネットでの情報でかなり得ていましたので、ドクターの説明もよくわかり、安心して聞くことができました。一番心配だったのは治療費のことと、プライバシー保護のことでした。これに対しても十分な説明があったので、安心しました。初診の時間は多分2時間くらいを要したと思います。保険証を使用して1万円あればおつりがきました。
私はとてもラッキーな経過で病院を決めることができたと思います。保健所の対応も良かったし選択した病院もドクターも正解だったのではないかと思っています。事前にパンフレットやインターネットでかなり知識を得ていることをドクターにも告げ、メモ帳にドクターの説明を書き留めることで、まじめに取り組もうとしていることをわかってもらえたのではないかと思います。地元の病院だと知り合いに会うこともあるので、今では隣の地区の病院にして良かったと思っています。通院の大変さはありますが、対応とプライバシー保護のことも含めると、保健婦の薦めに従ったことが正解でした。