あゆ命/33歳 ゲイ男性 東京都在住
難しいよね。幸い僕の今の体調は外見的には正常なので、「元気なうちに、早めに言っておけば、親も『あ、こんなものなのか』って、安心するかもよ」って意見も聞いたけれど、正直言って、今のところ打ち明ける気は皆無です。
田舎に住んでる高齢の親にHIVについて説明する事、付随して自分がゲイである事を打ち明ける事はとてもエネルギーが要るように思えるし、その現実を果たして受け入れてくれるのか。これまででも、いろんなことで親にすごく迷惑をかけていた時期があって、まだ結婚していない自分の行く末を今でも心配しているのが、たまの帰省や電話で話すときに滲み出てくるんだよね。こんなだから、本当に話さなければならないものなのか、ねぇ。。。
将来、結婚(について諦めてもらう)問題とか、パートナー(彼も同じくHIV+)との今後の事とかの問題が絡みに絡んで、きっちりと一度話をしなければならない時が来るかもしれない、という予感は微かにあるんだ。でも、焦る必要は無いと思う。本当に話さなければならない、どうしても話したい、と思うようになるまでは、待っておいていいんじゃないのかな。タイミングって、大切だと思うし。