生島嗣/ぷれいす東京 専任相談員
東京都、厚生労働省などが、ペットとよりよくともに暮らすためのサイトを開設しています。ぜひ、訪れてみてください。注意する点としては、以下のような内容が紹介されています。
1.せっけんを使った手洗いの慣行。
2.口移しでエサを与えること等の濃厚な接触をさける。
3.かまれたり、ひっかかれた場合には、必要に応じて消毒などの医療ケアを受ける。
4.ペットには新鮮なエサを与える。(生肉は与えない。)
5.ペットの生活環境を清潔に保つこと。
ペットの健康状態をよりよくすることが、飼い主の健康にも役立つことが書かれています。特に子犬、子猫、ヒナなどの、飼い始めたばかりの時期には注意深く接しましょう。また、ペットも自分も体調に変化がある時には、病院に行って相談しましょう。
【ペットのチェック項目の例】
・元気、食欲はあるか。
・鳴き声、呼吸の状態はいつもと同じか。
・咳、くしゃみをしていないか。
・毛や羽のつやはよいか。逆立ったり、抜けたりしていないか。
・目に輝きはあるか。目やに、耳だれ、鼻水等は出ていないか。
・フンや尿の状態は正常か(色調、下痢、血便)、寄生虫の有無等。
・発熱はないか。
他にも詳しい情報が掲載されています。CDCのサイトの扉には、HIV陽性者向けの情報が英語にて書かれており、ペットを飼うのを諦める必要はない事。ペットの間で具体的に感染のやりとりを防ぐ手段があることなどが書か れています。参考にしてください。
【英語のサイト】
●CDC(米国疾病予防管理センター)「ペットからの感染症」
http://www.cdc.gov/hiv/pubs/brochure/oi_pets.htm
【日本語のサイト】
●東京都動物愛護相談センター「人と動物の共通感染症」
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/douso/kansen/index.html
毎日の世話、動物の健康管理、動物に接するときの注意などが書かれています。
●厚生労働省「動物由来感染症」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou18/
人と動物に共通する感染症についてまとまられた冊子「動物由来感染症ハンドブック」(PDF)をダウンロードすることができます。
●国立感染症研究所 感染症情報センター
(→疾患別情報→ 人獣共通感染症)
疾病ごとの詳しい情報が掲載されている。
http://idsc.nih.go.jp/disease/zoonosis.html