専門家と話そう

開催日程

7/22 (金) 19:30 専門家と話そう 2011.7.22(金) 19:30-21:30 第8回「弁護士と話そう(2)」 [参加者12名]

普段からHIV陽性者の相談を受けている弁護士をおむかえして、ぷれいす東京によく寄せられる質問に、プロとしてのご意見を伺います。また、弁護士さんがどんな人たちなのかがわらない方も、この機会にぜひ知ってください。

仮想Q&A
Q1 「現在、サラリーマンとして勤務しています。何度か入院をしたり、体調不良が続いています。職場から診断書の提出を求められたりしました。主治医に配慮ある記載で書いてもらい、難なきを得ています。勤務先には、本当の病名を伝えないといけないのでしょうか?」
Q2 「最近感染がわかりました。過去に性行為があった人のなかで、可能性があると思われる相手に感染を知らせました。非常に拒否的な反応が返ってきました。知人の陽性者から、相手に受け入れられたという話を沢山きいていたので、とても驚いています。『もしも、自分の感染が判明したら、損害賠償を請求する』と迫られました。自分にはそのような義務があるのですか?」
Q3 「パートナーとは、結婚も養子縁組もしていません。自分の具合がわるくなった時の病院の面会はどうなるのでしょうか。また、もしもの時にパートナーに何かを残すことが可能でしょうか?具体的な方法について教えてください。」
Q4 「いろんな借り入れが重なって、もうどうにもならない状況になってしまいました。銀行系のカードなども借り尽くしてしまい、サラ金などにも、そろそろいかないと支払いが難しくなってしまいそうです。こういう事って、どこで相談にのってもらえますか?」
Q5 「友達が薬物で逮捕されてしまいました。彼は今後、どのようになってしまうのでしょう。仕事は続けていけますか?」

【ゲスト】  山下 敏雅さん(東京パブリック法律事務所)
【会 場】  多目的室
【参加費】  500円
【定 員】  先着20名 (HIV陽性者のみ)
       ※定員になり次第。受付終了します。

参加者の声

★ナイシトール(41歳 男性)

パートナーに養子縁組を提案されており、何から調べていいものやら戸惑っていたところへ今回のプログラムを知り、初めて参加させて頂きました。HIV陽性者である時点で、環境がかなり特殊でデリケートなだけに、今回のようなプログラムは敷居が低く、状況を理解した弁護士と話せる貴重な場でした。 続きを読む

★白頭 60代

法律の問題というのはそれが必要となるシチュエーションに出くわさない限り、一般的には疎い人が多いかと思います。私もそうでしたが、HIV陽性が判明してからは、日常生活を送る上で知らないうちに「加害者」となってしまうのでないかという根拠の無い心配や、 続きを読む

★works

聞いたことはあっても、理解していなかった言葉から僕たちが身近に感じる事例を弁護士の観点から解説してもらってとても弁護士さんを「近くに」感じることができました。
自分が死んだとき・意思疎通が出来なくなったときにどうすればパートナーに法的に動いてもらえるようにするか・・・。 続きを読む

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