専門家と話そう

★白頭 60代

法律の問題というのはそれが必要となるシチュエーションに出くわさない限り、一般的には疎い人が多いかと思います。私もそうでしたが、HIV陽性が判明してからは、日常生活を送る上で知らないうちに「加害者」となってしまうのでないかという根拠の無い心配や、

まだまだHIV陽性者が社会的に完全に受容されているとはいえない状況の中で病気の告知を躊躇う場面も度々あり、そのことで何か後ろめたい気持ちになったりしていました。それが後々訴訟に発展しないかとの不安を漠然と抱えていたりもしていました。
山下弁護士の話で普通に社会人としての適正な判断能力をもって生活していれば、故意(未必も含む)に行ったことでないかぎり法律は我々を守ってくれるものと再確認しました。実生活に役立ちそうなこととして、遺言書の作成の仕方や、任意後見制度の利用によりパートナー関係を公的にも有効とすることができることは「さすが法律家の視点」と感服した次第です。

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