専門家と話そう

「歯が痛いんですがどうすれば?」 ryu

告知を受けてもう3ヶ月が過ぎてしまった。最初は『俺の人生、もう終わりなのかな?』なんて、かなり悩んでいたりしていた。でも、病院の医師やぷれいす 東京のスタッフの方々と、どんどん話していくうち非感染者の方々と変わりない日常を過ごせるんだと分かり・・とても安心した!

ある受診日、主治医に『俺、歯悪いんですけど?どうしたらいいですかね?』と聞いたら、主治医の回答は『最寄の保健所に聞いて、教えてくれるから』。俺、『ハイ。聞いてみます!!』でその日の治療終了。
まあ保健所で紹介してもらって歯科医院に行ければいいんだけどね・・・・などとあまい考えだったのだが、現実は厳しいものだった。それで、7月26日ぷれいす東京主催の『歯科医と話そう』に参加してみました。
まず先生からのお話しがありそれが・・・・かなり熱い先生で、山下真二、村野武範の熱血先生ばり!話しが横道にそれましたが。
結果、話の内容をまとめると、HIV患者に対する現状はかなり厳しい。HIV患者を治療する歯科医の数もきわめて少ない、保健所では紹介してはくれないのも分かりました。単純に考えて、歯科医の治療器具って都度滅菌しているわけだから、私達を治療しても他の人達には感染しないと思うんだけど・・・?
先生のお言葉で印象的だったものは、開業歯科医の多くが『自分の身を守りたい』『HIV患者を受け入れてると一般の患者が来院しなくなる』だそうです、だからなんだ!
でも先生は院内にも「HIV患者治療します」のポスターを張り、他にも受け入れてくれる治療院を増やそうと努力してくれてます。今後、もっと増えてゆく 感染者のためにも先生の惜しみない努力は歯科医師会や国を動かすものとなると信じてます。
俺は『プロジェクトX』創りたいくらい感謝しています。

プログラム参加の感想

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