就職支援セミナー

「さらなる『理解』の広がりを願って」 Y

 参加企業2社の話をお伺いして、HIV陽性者の就労についてとても理解してくださっているという印象を受けました。障がいをオープンにすることで、通院のための欠勤を不審に思われずに済んだり、投薬や体調管理がやりやすくなったりと、いろいろなメリットがあり、有難いなと感じました。

 個人的な体験から言うと、障がいを隠して就労していても、通院の際に怪しまれたり、年末調整の際、上司に障がいを申告したことが同僚に感づかれたりと、ばつの悪い思いをしたこともあります。また求職活動中には、 面接でHIV陽性の事実を話すと感染経路などしつこく聞かれたり、他の応募者に聞こえる状況で障がいのことを聞かれたりなど、不快な体験もありました。
 今回お話しくださった2社のような、理解ある企業が今後もっと増えてきてほしいなと思います。通院・投薬 やプライバシーなどご配慮いただければ一般就労者とほぼ変わりなく働けるので、余計な疑念を生まない分企業側にもメリットがあると思います。
 あと、HIVと共に精神障がいをお持ちの方や、地方で求職するHIV陽性者への理解も、今後もっと進むといいなと思いました。

プログラム参加の感想

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