Women's Salon

【ゲストより】大金美和(国立国際医療センターエイズ治療・研究開発センター コーディネーターナース)

この度は、Women’s Salonにお招きいただきありがとうございました。当日は19時からとあって、お仕事帰りのお疲れのところ参加された二人の方、アットホームな雰囲気のお部屋に美味しいお茶とお菓子など会場を準備してくださった原田さん、進行係を務めてくださった池上さんにお礼申し上げます。

さて、当日は、事前にいただいた質問にお答えしながら、HIV感染症に関連する女性特有のことを情報提供しました。ヒトパピローマウイルスの感染と子宮頸がんの関連について、これらの病気から身を守るためのSafer sexの話、早期診断のための検診の勧め、妊娠・出産に関することなどです。婦人科の他、歯科受診もですが、近隣の医療機関を受診したいけど、HIV感染症を伝えたうえでは受診しにくいことが話に出ました。状況によりますが、あらかじめHIV感染症に関する情報提供を行うことは、診断や治療上のメリットがあります。最近では、主となるHIV専門病院に加えて、近隣のクリニックなどを受診する方も増えています。双方の医療機関の連携により、ご本人の病状を理解したうえで診療が行えるため安心して受診できるというわけです。医療スタッフに相談するとよいでしょう。

今回お二人のお話しを聞かせていただき、女性同士の情報交換は大切としみじみ思った次第です。これからも大切な交流の場として継続されますことを期待しています。<2008年2月 感想文>

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