わたしは初回からの参加です。パートナーのHIV感染発覚は、陰性パートナーMTG発足の半年前でした。わたしたちカップルは同じ秘密(パートナーが陽性者であること)を共有し、世間に内緒にしていかなくてはならないはずなのに、
陽性者であるパートナーには悩みを共有し、意見交換、情報交換する場があって、わたし(陰性パートナー)にはなかったことが当時はストレスになっていました。
もしこのMTGの発足があと半年遅かったらパートナーにイライラをぶつけてしまうなど、2人の関係もギクシャクしてしまっていたかも?そういう意味ではこのMTGはわたしたちカップルの恩人です。わたしの場合の陰性パートナーMTGは、2人の関係の中だけでは発散されないガスを抜く「ガス抜き」的役割なのかと思います。
このMTGの面白いところは、人によって「駆け込み寺」になったり、「経験談を聞けるセミナー」になったりパートナーへの愚痴をこぼすための「井戸端会議」になったりと変幻自在なところ。(わたしは最近はもっぱら「井戸端会議」利用です(笑))発足から13年経った今でも参加してますが、毎回“何か”を持ち帰れている気がします。<2014年2月 感想文>