U40ミーティング

「想いを感じる場」10 Si(告知年:2012年8月/投薬中/初参加)

以前から参加したいと思っていましたが、タイミングが合わず今回初参加となりました。

2012年の春頃から体調不良が続き、その当時はオーバーワーク気味な毎日だったので、それが原因で体調が悪いのかなと…まさかHIVに感染しているとは考えられないでいました。

夏になっても体調が良くなることはなくどんどん悪化していき、ハッ!と思いついて検査を受けてみたら感染が発覚しその後、即入院という状態でした。

退院後は病気を会社に伝えたことで自宅待機~退職することになりました。働かないと!という強い思いに動かされたこともあり、不安や悩みという部分にはあまり目を向けないようわざと過ごしていた部分と、でもやっぱり同じ病気を抱えた人との接点を持てたらいいなという思いでいました。

無事にHIVを理解し受け入れてくれる会社へ就職することができ、自分の中で落ち着くこともできプログラムへ参加させていただきました。インターネットで調べれば分かる情報や解決できることも、もちろんあってこれまではそうして過ごしてきました。プログラムではインターネットの情報だけでは伝わらない同じ病気を抱えて生きているからこその温度感であったり、それぞれの想いを感じることができる「生きた場所だな」ということを実感しました。

似たような悩みを乗り越えてきた人たちの想い、リアルな意見や情報を共有することができ、その中で自分に活かせる部分であったり、参考にさせてもらいたい部分を多く見つけることができた時間でした。またぜひ参加したいと思えました。参加された皆さん、企画・進行してくださったスタッフの皆さんありがとうございました。

僕は告知されてやっと一年。まだまだ知識も浅く、分からないことだらけである。だからこそこれからもU40をはじめ色んなプログラムにも参加し、見聞を広げると共に交流を深められたらと思う。今言えるのは、一人で悩むよりもみんなで悩めということ。そうすれば求める答えが見つかるかもしれない。少なくとも僕はそうだったから。<2013年12月 感想文>

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プログラム参加の感想

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