介護職として働く陽性者の交流会

★「暗中模索」ひろき(40代・男・ゲイ・告知1996年6月末・服薬(単剤)1996年7月 (多剤)9月~)

 2年ほど前に感染者の方のブログを見つけ、その後Twitter、陽性者のSNSを経てぷれいす東京にたどり着きました。ぷれいすの名前は知っていたものの敷居が高く感じられ及び腰…。最初はミドル・ミーティングに参加し、全てに否定的な考えに陥っていた所に少し光が見えたような感じです。

ぷれいすに繋いでくれた友達たちには感謝です。
 僕は17年前に発症し、退院後も月一の通院などで会社とギスギスして退社して15年。相方(自営)の仕事の補佐と言う形に収まり、閉じ篭り、行き詰まり、かと言って重い腰をあげること無く… 
 そうこうしていた時に精神的にド~ンと来てしまい、ぷれいすでカウンセリングを受け、その中で介護職に興味があると話した時に「介護職ミーティングがあるよぉ~」と勧められ今年の4月に「希望者」として初参加しました。以前、友達に話した時に「春から制度が変わるから早くしたほうが」と言われていましたが…
 昨年秋、一日だけ学会へ参加した帰りの居酒屋で出会った方、他のミーティングで一緒の方々もいらして緊張しぃ~の性格なのでホッとしました。皆さん仕事は大変ながらも楽しんで働かれている感じを受け、仕事での心構えや注意点、介護と言っても多種多様な事も少し判り、僕の背中を押してくれました。
 介護初任者研修の訓練所に申し込み、二度目のミーティングにも参加して、まもなく訓練開始です。 まずは訓練を成し遂げ社会復帰出来るように頑張ります。これからも紆余曲折があると思います。
 相談出来る友達がいる。この約2年間の偶然の繋がりでここまで来る事ができた、これからも新しい出会いがあるはず。今までのように「やらないで後悔」はもうしたくない。資格があれば、もし故郷に帰らなくてはならなくなっても仕事が出来るかもしれない。
少しでも「希望」を分けてあげられる人になれますように。自立出来ますように。
 吉と出るか大吉と出るか。

プログラム参加の感想

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