アサーション・トレーニング

「大切な人と良い関係を築くために」グリーンティー(40代男性)

 受講するきっかけにもなったのが、昨年から同居をしている母とのコミュニケーション。
 十数年別居していた親子が、そう簡単に仲良く生活していく事が出来ないのは百も承知の上で同居をしました。老いた母を理解し、家の事は極力完璧にやろう!と、努力してきましたが、

なんで俺ばかり!こんな事をする為に自分の時間を犠牲にして同居したわけじゃない!ついつい母に不平不満を言い過ぎてしまい口論 が絶えない日々にうんざりしていました。
 アサーティブであることは。「自分の意見を通すことではありません。自分の気持ちや意見を、相手の権利を侵害する事なく(攻めない)、誠実に率直に、対等に(生き方)を表現する事を意味します」と教えて頂いた時に、いま母に対するコミュニケーションはアサーティブではない真逆の所にいる事に気づきました。はっとしました。親子でも出来るだけ自分の気持ちを通す事が正しい、出来るだけ自分本位で考えていました。
 母の権利、気持をわかったつもりで結局は自分を通していました。母だけでなく仕事やプライベートでも同じ事をしていたのかも?と思うと本当に恐ろしいです。アサーティブを教えてもらい、内面をよく観察する事ができました。
とくに12の権利は人間関係で悩んだ時の指標となりました。また受講参加者とワークショップ形式でロールプレイングをした事で、会話には必ず相手がいて相手の気持ちも上手く汲み取り双方向の意見交換をし、お互いが少しでもハッピーなところに落とせるようにと、実践さながらでした。
 これからは「アサーティブであること」を意識して少しでも笑っていられるよう心がけていきたいと思いました。

プログラム参加の感想

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