新陽性者PGM同窓会

『来て良かったと思える同窓会とはまさに、この同窓会』 ダンシャリアン(男性/30代/感染告知年2012年/ゲイ)

新陽性者PGM参加当時は、まだ感染が発覚してまだ間もない事と、漠然と他の感染者の情報を求めていた事、そして同じ病気を抱える人との関わりが欲しくて参加したため、実りはあったものの、各会の話した内容を善く噛み砕いて理解したとは言いがたい状態でした。

よって当初は同窓会に参加しても「得られるものは少ないのではないか。」「新たに感染が知られてしまう人が増えるだけなのではないか。」「他の人と話し合ったところでなんになるのだろう。」といった思いが少なからずあったため参加には消極的でした。一方で「先輩や仲間と語り合う事自体が、少しでも安らぎになるかも知れない」という思いもあった為、勇気を出して参加を決めました。
その決断は正しかったです。異なるステージで同じ病気と立ち向かう先輩や仲間と状況を共有する事、率直な質問をぶつける事で、何とも表現できない安心感が生まれる事がわかりました。雰囲気も明るく、笑いさえ飛び交いました。病院の先生から得られる情報で充分と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ここで得られる安堵感は病院でえられるものとはまた違った良さがあります。次回も参加します。他の卒業生・仲間とお会いできる事を楽しみにしています。<2013年2月 感想文>

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