障害者枠で働く陽性者の交流会

「障害者枠で働く〜他の会社ってどんな感じ?〜」よしぽん(感染告知年:1999年/性別:男/年代/50歳代)

 私は現在障害者として特例子会社で働いています。今回、このような交流会が開催されるということを知り、自分の勤めている会社と比べて他の会社はどんな感じなんだろうか?と興味を持ち、参加することにしました。ここ数年障害者枠で就職する陽性者が増えてきたと聞いていましたが、実際どうなんだろう、参加者少ないんだろうと思っていたら、意外に多く参加されていました。

 特例子会社で働く人、一般の会社の障害者専門の部門で働く人、部署に一人だけ障害者で配属された人、もともと働いていた会社で後から告知をし、障害者として働くことになった人など、障害者として働くといっても様々な形があるのだなあと思いました。
 障害者枠で働くことのメリット、デメリットも人それぞれでした。会社によって違うのですが、メリットとしては、HIVに感染していることを会社に隠さずに済む、病気のことを理解してもらえた、平日に通院しやすい(配慮がある)、会社でも普通に服薬ができる(隠す必要がない)、同じ陽性者がいるのでいろいろ話ができる、残業が少ないので体調面で楽になった。自由な時間がとれるようになったなどでした。
 デメリットは、健常者と同じ仕事をしているのに給与が低い、部署に障害者は一人だけなので相談できる人がいない・同僚にどう思われているか不安(障害者ということは話していないもしくは障害の内容を話していない)、雇用形態が不安定(契約社員など)などでした。
 おなじ障害者枠で雇用されていても会社によって扱いは様々で、自分の勤めている会社はその中でもいい方なのだと感じました。今回はプレ開催でしたが、ぜひ定期的に開催してほしいと思います。そして、これから障害者枠で就職を考えている人にも参考になればと思います。

プログラム参加の感想

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