自己啓発としてプログラムの提供方法やHIV陽性者を取り巻く様々な環境・支援活動のことを知りたいと思いこのプログラムに参加しました。
実際に参加してみて、そんな達観した視点は吹き飛び、自分自身のコミュニケーションの取り方の特徴を振り返ることができたのが最大の収穫です。
コミュニケーションパターンを振り返ったとき、私は「自己犠牲的でふみにじられても黙っているオロロタイプ」であり、それに関し、それが自分の強みだと正直感じていました。
しかし、アサーティブコミュニケーションを取るときに大切な心の姿勢を学ぶ中で、自分の心に対しても誠実に向き合うこと、するしないに関わらず自分の言動の結果を自分で引き受ける自己責任が私に足りない部分であったと気付かされました。
その後のロールプレイングで実際にアサーティブコミュニケーションを実践し、2回3回と繰り返し行ううちに自分のコミュニケーションの取り方の癖を認識できたり、周りの方から客観的なアドバイスを頂いてハッとさせられ、自己理解が深まりました。
これからの生活にアサーティブを取り入れ、相手も自分も尊重していけるようなコミュニケーションに繋げていきたいと感じました。