群馬サテライト・ミーティング

「知り合いたいけど、知られたくない」ケージ(栃木県在住/2008年告知/30代後半)

服薬も習慣になり、普段の生活で病気の事もだいぶ意識しなくなりました。でもたまに同じ病気の人と会って話がしたくなる事があります。そんな時、地方在住だと都会まで出掛けて行く事になるので、手っ取り早く近所で知り合いたいと思います。一方で、近所の人にはあまり病気の事を知られたくないとも思います。
私は実家の事情で転職して故郷の街に戻って来ました。都会に比べて人が少ないうえ、仕事でも私生活でも幼馴染との付き合いが多く、おまけに噂話が盛んな土地柄です。こんな環境でもし私が病気だとわかったら、その事で差別されるかも知れません。だから病気の事は隠しています。病気の事を悟られない様に自己防衛しながら、万が一わかってしまった時もそれまでと同じく接してもらえる様に、普段付き合っている仲間達との信頼関係を保っています。
ミーティング中に群馬県在住の方が、どんな人が来るのかわからないのでここに来るまで不安だった、といった内容を話していて、確かにそうだなって思いました。もし栃木県内で開催されたとしたら、私は申込むのを躊躇したでしょう。参加者が本当に患者かどうかわかりませんし、病気の事を隠していない患者も来るかも知れません。ミーティング内で見聞きした内容をうっかり第三者に吹聴されてしまい、それが知人の耳に入ったらどうしよう、といった不安を抱えたと思います。
実際に参加してみてわかったのですが、今回はぷれいす東京さんの方でご配慮頂いた様でした。相談員の方が事前に患者かどうか確認した上で参加する形をとっていた事と、開始時に参加者全員で、守秘義務を守る等のルールを確認した事です。煩わしいと感じる人もいるかも知れませんが、参加者が不安を解消する一助にもなるのではないでしょうか。
もしかしたら私が知らないだけで、栃木県内でも患者同士の交流会が開催されているかも知れませんが、今後このミーティングが定期的に開催されるとしたら、地元に集える場所がある群馬の患者さん達がちょっと羨ましいですね。

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