アサーション・トレーニング

「自由に話しができる自分」ぽんこつ彼氏(男性/40代/2016年服薬開始)

自分は、昨年HIV陽性であることを知って、今年からぷれいす東京に来始めている服薬歴1年ちょっとという者です。最近いろいろなミーティングに参加し出しているので、初めて会う人と話をする機会が結構あります。陽性者という共通点があるものの、告知から1-2週間という人や20年という人までいる中で、いきなり話すのはけっこう気を遣います。感じ方や置かれている状況が様々なので、何をどう話せばいいのか、話したことに共感してもらえるのか、もしかしたら否定されてしまうのか、など時々不安になり、うまく話せないことがあります。
今回のアサーティブコミュニケーションのプログラムには、そういう場で話をするコツがつかめればと思って参加することにしました。飲み込みが遅い自分には、2日間では正直ぼんやりとしか掴めなかったのですが、自分の感じたことを素直に話し、その自分の話したことに対する相手の言葉にも耳を傾けていくことがアサーティブなのかな、と思いました。自分の話したことに対して共感が得られると安心するのですが、違う時、少しビビります。そんな時こそアサーティブを思い出し、自分の気持ちを素直に表現しながらも、自分とは違うものも認めていける、そんな心のキャパの広い人間になって、もっといろいろなことが自由に話しのできる自分になっていきたいです。

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プログラム参加の感想

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