運営委員のつぶやき sakura

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先月の「運営委員のつぶやき」に書いた日本病理医フィルハーモニーの演奏会に行ってきました。
ギリギリで行ったら何か列できてる!
1階席これ満席なんじゃないの?何があったの?
・・・・1800人を超える集客があったそうです。アマチュアオケの第1回演奏会としては、はっきりいって異常値です(苦笑)。
並みの市区町村の文化会館レベルの会場だったら500人くらいお帰りいただいてます。
終演後に知り合いで演奏していた先生二人に会いましたが、二人ともなんでこんなに客が入ったのかわからない、といった様子でした。
でもでも、本当に素敵な演奏会でしたよ。来年は札幌でやるそうです(病理学会が札幌なので)。
ちなみに、学会の懇親会などで演奏する、医学系学会オーケストラは病理医オケも含めて4つくらいあるとか。
ここはやはりエイズ学会もそのくらいのことは・・・・あ、でも、ちょっと前にドラァグクイーンショーとかしてましたね(爆)。

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もともと大学時代にオーケストラやったりしていた僕ですが、ちょっとびっくりするオーケストラの存在を知りました。
日本病理学会にあわせてコンサートをする「日本病理医フィルハーモニー」ができたそうで、このゴールデンウィークに演奏会をするそうです。
エキストラ出演者だらけなのかと思いきや、7割くらいは医療従事者か医大生。サイトもURLをよく見たら藤田保健衛生大学のサイトのコンテンツでした。
http://info.fujita-hu.ac.jp/pathology1/JPP/index.htm
もしかしてちゃんと調べればエイズ学会もオーケストラ組めるくらい人がいるんでしょうか。首席が患者で隣が主治医とか起きかねませんが。

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HIV関連の活動をしているうちに、だんだんHIV以外の「当事者活動」に触れる機会も増えてきました。
そんな中、先日、大阪に行ったときに、ちょうど開催されていた『「見た目問題」ってどんな問題? ~顔の差別と向きあう人びと~』という展示会を見に行ってきました。
「見た目問題」は顔のあざなど目に見える何かがもとで生まれる差別などの問題のことなので すが、何が大変なのかを伝えつつも、当事者の写真は笑 顔の写真ばかりで構成されているという展示会で、問題そのものと一緒に「今問題を抱えている人」のリアルな姿も見ることができて、たいへん興味深く見てき ました。
大阪での展示は先日終了してしまったのですが、主催団体さんは今後大阪以外の会場での開催も検討されているそうで、興味がある方には心からお勧めです。

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しばらく公私共に多忙だったのもようやく落ち着いてきたかな、と思ったころに始まる花粉症。今年は少ないといわれつつも対策に出遅れて心配です。
行きたい映画やイベントがたまっているので、花粉も避けられるしインドアな活動にと思うのですが、先月なくなられた川勝正幸さんの影響で気になっている映画がアカデミー賞の助演男優賞受賞。混まないうちに行くべきだったかも・・・・。

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仕事が忙しくなってくると、夕飯の時間が遅くなります。食後の服薬の時間も一時期は比較的就寝まで時間のあるときにできていたものの、最近は日付が変わったくらいに食後の薬を飲むことも普通に。

そのためか、年末や今月に入ってから、久々に会った地方のHIV関連団体のスタッフの人たちに「太った?」とほぼ同じニュアンスの言葉を言われることが増えました。

「○○(太めのゲイの人が良く着るファッションブランドの名前)が似合うね!」とか言われると、「別にもっと直接的な表現でも構わないんですけど」という気分になります(苦笑)。

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今年は、病というものに対してさまざまな考え方を持っている方と出会えた一年でした。

「この人は病むということは『その後の人生が不幸だと確定する』ことだと思っているんだなぁ」と数年来の知人に対しがっかりすることもありました。

その一方で、病気の種類は人それぞれですが、病というものを受け止めてどころかすっかり突き抜けてしまっている人と新たに出会って、僕自身の病気との向き合い方に近い人が何人も知り合いになりました。その人たちの活動ぶりに励まされている自分にも気がつきました。

来年の新しい出会いに期待しつつ、誰にとっても素晴らしい年になりますように、と祈りたいと思います。

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去年の11月の運営委員のつぶやき(当時は編集後記)にあるように、HIVの活動をしていて「ご結婚されているんですか?」と初めて聞かれたという持ちネタができてはや一年。

今年も陽性者であることをオープンにして人前で話をすることが少し増えてきていますが、なかなかこれを超えるネタに出会いません(ネタを拾いに行っているわけではないのですが)。

強いてあげれば、先日ある学校の職員研修に呼ばれることになり打ち合わせに行ったところ、会議室があいていなかったため、「男性職員更衣室」で打ち合わせをしたことくらいでしょうか。

陽性者としての話が打ち合わせの席上でも出てしまうので、この時間帯に不用意に人が入ってこない場所として担当の先生が選ばれた場所だったのですが、貴重な体験でした。

あ、とりあえず打ち合わせ中に先生が着替えに来ることはありませんでした(決して残念に思っているわけではありません)。

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最近、Twitterだったりイベントだったりで、ゲイのイラストレーターの方と話をする機会が増えてきているのですが、その過程で、「あの人同い年だっ たんだ・・・・」とか気が付くことがあります。そもそもその人の作品に僕が触れたのはよく考えてみれば数年前、という場合でも、多作な方だとなんだか十何 年も活躍されているかのような錯覚をしてしまっていたりします。 なぜ同い年に気が付くかというと、「ついに40代に突入しました」みたいなことをみんな言うんですよね。僕は3月生まれなので年齢的にはまだカウントダウ ン中ですが、数字だけではなくてそろそろ「不惑」という言葉の意味にも近づいていきたいものです。

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敬老の日の3連休は、札幌で「レインボーマーチ札幌」に参加した後、青森から東北新幹線で陸路南下する旅に出ました。
久々のまとまったお休みだったので、車の運転免許がない僕にとっては時間の余裕がないと行けない場所に行こう、と思って山奥の温泉地へ。宿泊したホテル 以外に、湯治場として有名な旅館の温泉にも立ち寄りし、充実した連休となりました。
最近はイベント合わせの旅が多くて、温泉目当ての旅行は本当に久しぶりだったのですが、一人旅でも気軽に泊まれる宿が増えてきたかな、という印象もあります。来年は秋田か山形経由のプランを組みたいと思っています。

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先日、高齢の方にtwitterの登録サポートとレクチャーをする機会があり、どんなふうに使いたいか尋ねたところ、 ニュース速報を手に入れるための手段であるらしく、実家があるあたりのローカル紙の公式アカウントなどを探しておられました。本来はコミュニケーションツールだけれども、人それぞれの使い方があるものです。
ブログを書く人も、自分が書いていたら同じ問題を抱えた人と交流ができるんじゃないか、っていう人も増えてきていて、 HIVの場合は告知直後にそういう理由で書き始める人は結構目立つのです。興味深い傾向だと思います。 ただ「メディアに求めるもの」の違いがすれ違いのきっかけになることは避けたいものですね。