第28回日本エイズ学会学術集会
「HIV陽性者参加支援スカラシップ」募集のお知らせ

HIV陽性者参加支援スカラシップ委員会では、2014年12月3日(水)~12月5日(金)に大阪で開催される第28回日本エイズ学会学術集会に、より多くのHIV陽性当事者に参加してもらえるよう、スカラシップ(学会参加費等補助)を提供します。医療情報をはじめとして、HIVに関わる最新情報を学び、さまざまな専門家らと交流できる機会である学術集会に参加するために、ぜひこの第27回日本エイズ学会学術集会「HIV陽性者参加支援スカラシップ」を活用してください。
HIV陽性者にとって、医療は切実な問題であるにもかかわらず、専門家が意見を出し合って討議し、また、新たな治療が提示される学会や学術集会に触れることはこれまで稀なことでした。全国にいるHIV陽性者にとって経済的や地理的、また心理的に参加しにくい学会の場に、少しでも参加する機会を拡大するために、わたくしどもHIV陽性者当事者団体・支援団体では、HIV陽性者の学会参加を促すスカラシップを、2006年より共同事業として継続して行っています。
以下より「HIV陽性者参加支援スカラシップ応募要項」をダウンロードしてお読みになって、「HIV陽性者参加支援スカラシップ応募書類」に必要事項をご記入のうえご応募ください。

※募集は9月30日(火)をもって終了しました。

スカラシップ応募要項・応募書類

Word(約80KB) PDF(約224KB)

スカラシップ応募にあたって

日本エイズ学会学術集会について、くわしくは以下の情報を参考にしてください。

・第28回日本エイズ学会学術集会・総会Webサイト http://www.secretariat.ne.jp/aids28/

スカラシップ恊働シンポジウムのお知らせ

スカラシップ委員会では、第28回日本エイズ学会学術集会のプログラムとして、下記のシンポジウムを企画・運営します。

「薬害エイズ事件の教訓から いま振り返るHIVの医療と福祉」
2014年12月4日(木)10:40~12:10 於 第4会場(10F 1009)
座長:高久陽介(日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス/公益財団法人エイズ予防財団)
   岡本学(国立病院機構大阪医療センター)
演者:森戸克則(特定非営利活動法人ネットワーク医療と人権)
   白阪琢磨(国立病院機構大阪医療センター)

 エイズ動向委員会の報告によれば、2012年に累積報告件数(凝固因子製剤による感染例を除く)は2万件に達し、新規HIV感染者およびエイズ患者の報告数は毎年1,500件前後で推移して今後も日本で暮らすHIV陽性者の数は増加していくものと推測される。
 HIV/エイズが登場してから30年余の間に、治療の進歩と医療・福祉の整備によりHIV感染者の予後は飛躍的に改善した。現在では、HIVの治療に関しては日々の服薬と定期的な検査による健康管理が中心となり、医療的には慢性疾患として位置づけられつつある。
 しかし、日本におけるこうした医療体制や福祉制度が整えられた背景や経緯について、若い世代等では知らない人も多くなっていると思われる。
 本シンポジウムでは、薬害エイズによる多くの犠牲と、この事件から日本の社会が学ぶべき教訓について振り返るとともに、「感染理由を問わずHIV陽性者が安心して治療が受けられ、差別や偏見により当事者が不利益を受けない社会」を見据えながら、現在の医療体制と福祉制度について見つめ直す機会としたい。

HIV陽性者参加支援スカラシップ委員会

後援:厚生労働省、日本エイズ学会、日本製薬工業協会(順不同)