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学びと気づきの第一歩

ナカネ

10代の頃からHIV/AIDSに関心があったので、是非ボランティア活動をしたいと思い研修を受けました。研修内容は企業の新入社員研修のように構成がしっかり組まれており、その内容からスタッフの方々が高い志を持って運営していることが伺えました。

3日間の研修のうち、午前中は座学を占め、机に向かって聞きなれない用語をひたすらに板書することで久しぶりに学生時代を思い出しました。とくに普段から医療に関わりのない方にとっては初めて聞く事が多くなりますが、その場で全てを必ず理解しないとだめだという焦りはなく、新しい知識を得ることでボランティア活動の土台ができていく感覚が嬉しかったです。

午後のグループワークでは毎回様々な背景をもつ方々とチームを組むので、いつも良い刺激を受けました。性や自己の内面など、普段人に言わないことを話し合うため最初は照れましたが、優しい方や理知的な方が多かったので、ワークを通して他人とのやり取りの方法を学ぶことができました。

仕事との都合をつけることに少々苦労しましたが、全体的に個々の違いを受け入れる居心地の良い雰囲気だったので、3日間とも心地よい疲労感と今後の活動へのやる気を胸に帰路につくことができました。
(2016年度新人ボランティア合同研修報告「参加者感想文」より)

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