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「マイノリティーの権利向上!」のスローガンへの抵抗感

あかり(高校2年生/女性)

トークの最後に、佐藤さんが「他の人が幸せであることを一緒に喜んでください。」というようなお話をされたのが印象的だった。その幸せの姿は一見自分とは違うかもしれないけれど、大切な人と一緒にいる時感じる幸福感というのはおそらく共感しあえるもので、誰かが、自分と同じような幸せや安心感を大切な人と分かち合っているということを手放しで祝福・応援できる人でありたいと強く感じた。

多くの高校生にとってLGBTQ+の人はまだまだ身近な存在ではない。例えばディスカッションで、「○○っていう言葉はあまり良くないのかな?」という話になっても「でも自分ではよくわからないよね。」という結論になってしまいがちだ。グループディスカッションで感じたのはそんな時、全てのLGBTQ+の人の代表意見ではない前提だが、佐藤さんのような実際に意見をうかがえる方がいらっしゃるというのは非常に意義深いと感じた。やはり本や記事を読むよりも、実際に顔を見て話すことができた相手の発言の方がリアリティーがあるし、何より友人や親など周りの人に伝えようと思った際に相手が興味をもってくれやすかった。

私は今までLGBTQ+というテーマに興味はあったものの、自分のことをストレートだと考えていることもあり、「マイノリティーの権利向上!」のようなスローガンを掲げてこの話題へ関わることに抵抗があった。しかし、佐藤さんのお話を通して、LGBTQ+やHIV陽性というものはマイノリティーとされる要素の一部であり、マイノリティーか、マジョリティーかで物事を考えようとすれば多様な観点が存在している、と考えを改めることができた。

どんな社会的課題においても、自分を無関係だと思ってしまうと理解を深めることが難しくなると思う。全ての状況で自分がマイノリティーであることもないだろうが、同様に全ての状況で自分がマジョリティーであることもないのであり、一つの話題に関して自分がどちら側かということはその分野に興味があるのであれば些細なことなのかもれないと感じた。また、それが些細なことだという考えが浸透するためにはより多くの、社会問題に関する議論が幅広い年代でなされていく必要があると思った。

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