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社会系から6年越しの学会会長

市川 誠一/人間環境大学看護学部

基礎、臨床、社会の3領域で構成される日本エイズ学会、2017年総会は6年ぶりの社会系会長の主催でした。
エイズは、1981年に米国から報告された後天性の免疫障害による死亡事例が発端でしたが、その後世界的な規模の公衆衛生上の課題であることがわかりました。とりわけ偏見と差別によって脆弱な対策環境におかれた人々がもっともHIV感染を受けています。このことからも社会におけるエイズへの取り組みが重要であることは明らかです。私たちの健康問題は、それをかかえる人たちが参加してこそ一つ一つ解決していけるもので、今年のエイズ学会では随所に参加型の企画が盛り込まれていました。
また、中野区役所、商店街と社会のさまざまな構成メンバーの参画もあり、学術研究の発表と社会への啓発がコラボしたような感じでした。ボランティアの皆さん、コーラスの皆さん、生島さん、ご苦労様でした。
最高に面白かったです。

「第31回日本エイズ学会学術集会感想文」より

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