陽性者と家族の日記 “たたみ”

我慢して生きるほど人生は長くない

たたみ

「青春時代が終われば、私たち、生きている意味がないわ」

あるバンドの曲の歌詞が突き刺さる昨今です。

50代に乗り、またコロナによる生活様式の変化によって今まで気づかなかった自分に気づくことも多々あり、

「自分の未来が見えない病」を患っています。

色々と考えて(考えが足りない気がしないこともないけど)いる中、ある本のタイトルがとても引っかかりました。

「我慢して生きるほど人生は長くない」

50代ともなれば自分の得意なこと/苦手なこと、できること/できないことの分別は概ねつき、思考も保守的になり、新たな可能性を広げる余裕もかなり少なくなるお年頃。もちろんガンガンチャレンジする方もいるでしょうが、僕はそうではないようです。

とりあえず、今の自分の仕事の内容が、とても苦手でうまくいできないことだらけでだと分かっていながら我慢して仕事を続けていましたが、我慢をやめ、今の職場を脱出することにしました。一時的に厳しい状況に置かれますが、自分のできる範囲で次に進んでいこうと思っています。

それでもだめなら次いくかぁ~くらいの気楽なノリでやっていきたいな。。。ビビリな僕に勇気を。。。

さて、僕の未来のドラマはどう展開していくのか・・・?

終わり?始まり?

たたみ

新型コロナの閉塞から開放されてきている今春、気づけばサル痘の感染拡大が続いているようです。

感染者もいわゆる地方と呼ばれる県でも報告されてきました。

ネットで色々と情報を漁っていると、感染様式からするに自分の身の回り・行動でも気をつけないといけなくなってきたようです。

賞味期限切れの近い(もう切れている?)独身には、出会いを求めるのにもなかなかつらい状況が今後も続きます。

サル痘についは、ぷれいす東京でも情報提供していただいているので、こまめにチェックしてきたいと思います。

mpox(サル痘)関連情報

卒業

たたみ

この病気とは、かれこれ15年ほどのお付き合いです。

この度、当初からお世話になっていた病院を卒業して、クリニックへ転院することになりました。

長年通った病院も、今回でいったん最後かぁ。。。と思うと、感染発覚当初のメンタルぐらぐら期からはじまり、

いろいろな記憶と感情が蘇ってきます。

本当にありがとうございました。

 

そして次のクリニックさん、お世話になります。

4→2→1

たたみ

抗HIV薬を服薬して10年余。

最初はバカでかい4粒でした。そのうち2つはノービアという、ソフトカプセルという剤型のもので、それまで毎日薬を持ち歩くということがなかったので不慣れだったのもありますが、液体が中に入っていて、温度が高くなるとプヨンプヨンになって破れてしまうのでは・・・と夏場のお出かけ先でヒヤヒヤしたものです。

 

そこから2粒に。ソフトカプセルからの解放。

そして昨年末、とうとう1粒になりました。

技術の進化のありがたみ。

 

コロナウイルスは早々にワクチンができましたが、HIVも技術の進化でワクチンの実用化を期待したいところです。

 

絶賛断捨離中

たたみ

自分のここの日記を見返しても何度も出てくる「断捨離」「片付け」。

これまでやろうとしても、一向にすすめることができなかったのですが、やっと決行中です。

なぜ始めることができたのかというと・・・

断捨離を手伝ってくれるというなんともボランティア精神あふれる友人が現れまして。

20年以上前のパートナーで、現在も腐れ縁が続いている(失礼)のですけれども。

友人のアドバイス(と強力な「圧」)により、服だけで多分ごみ袋10袋は処分したと思います。。。

なんで、こんなに似たような服があるの。。。とか、押し入れの奥から20世紀に着ていた服が発掘されたり。

あとCDやら今となってはガラクタとしか表現のできないあれこれ。

とにかく捨てる、そして、残すものを用途別に集合させる。必要最小限の収納製品を買う、収納する

の繰り返し。そして、、、

なんということでしょう!

床が!とても広い!!

これまで4回(5回?)やって、なんとか終盤に差し掛かってきました。

正直、部屋が散らかりすぎてて「連れ込めない」状態だったのですが、

友人からは「親しい友人は招いても大丈夫かも」まで評価いただきました。

目指せ「連れ込める部屋」(そこ?)

実際問題、年齢的にもそろそろ人生の終盤への整理をする必要も感じてたので、とてもありがたい昨今です。

自分ひとりでできないことは人に頼る。に限る。

自粛生活

たたみ

「自粛生活」っていつからだろう???
基本自宅で過ごす今の生活スタイルをいつから始めたのか、思い出せませんが、
仕事は、4月から基本的に在宅勤務をしています。完全在宅とはいきませんが。
5月も終わりにさしかかり、東京でもそろそろ第1段階の解除でしょうか。
会社のすでに緊急事態宣言解除になった府県の事業所は、時差通勤可能として出社再開がはじまっています。

自粛生活中、やりたかったことは、「断捨離」だったのですが、残念ながらあまり進まず。。。

気を抜くと何をしたのかあまり記憶がないまま1日が終わってしまうので、
なにかひとつでもやって日記に書くようにしています。今見返すと抜けがありますね。。。

行動時間の記録も併せて書いた日を見ると、
無為にダラダラすごした不要な時間のいかに多いことか。。。(苦笑)

そんな中、普段公私ともにいろいろ予定をこなしていることがなくなり、気持ちをリセットすることが
多少できたように思います。
いろいろなやらなきゃいけないことや、人間関係で発生する、「自分をコントロールできない状態」が、
客観的に見るとどういうことで、どうしたら解決の糸口ができるのか、そういったことを考え直す良い機会となりました。

それと、人に会えないことで、自分が大事にしたい人や事が改めて浮かび上がってきた気がしています。

一気に元の生活には戻らないと思いますが、自分の生き方というと偉そうですけど、
毎日の暮らしの「基本的な方向」をブラさすに、社会復帰をしていけたらなと思います。
ブレると思いますが(笑)今までより早めにブレに気づいてリセットしようかと。

ちなみに、自分の中でルールとしたいことがひとつできました。
「寝床にスマホを持ち込まない」です。
寝つきがよくなるし、目が覚めてダラダラスマホ触る時間がカットできて、自分にとってプラスです。

また1年間お世話になります。

たたみ

自立支援医療受給者証が更新されました。

また1年、お世話になります。

更新の申請のために、病院で書類を書いてもらいますが、年間医療費の算出額を見ると、

ものすごい金額。

改めて「はっ」とさせられます。

年数回、定期的に通院する以外は、ほとんど病気を意識しない毎日。

自分は、この医療費で生かされるのに見合う生き方をできているのだろうか。。。

と、この機会に毎年ふと思います。

 

私を支えるモノ

たたみ

私を支えるモノ。

そう、寝て居る間、私の頭を支えるモノ。

枕を10年以上?ぶり??に買い換えました。

 

使っていたのは低反発枕。ものすごく色的にもニオイ的にも「自分色」に染まってしまっていて…(苦笑)

低反発素材を包むメッシュのカバーを開けてみると。。。スポンジの変質がすごい。

(リアルな表現は自粛します)

 

朝、目覚めると腕がしびれていたり、熟睡感もなかったので、ホームセンターへ。

ホームセンターの展示ベッドに数個の枕を持ち込んで、あれこれ試して。。。

ちょっと値段が張りましたが

「24時間の1/3くらいは寝ている」

とかなんとかいういつぞやの寝具メーカー?の宣伝文句がふと湧き出し、

購入。

いやー、よく寝られる!!

睡眠は大事ですね。

ボヘミアン ラプソディ

たたみ

映画ボヘミアン ラプソディを観てきました。
QUEEN、というかフレディマーキュリーの自伝的な映画です。とても良かった。
音楽もさることながら、とてもシンプルで大事なメッセージが心に響きました。
フレディはHIV感染に関連する病気で亡くなるのですが、当時は治療法も確立されていない時代。
そこはあまり深掘りされてはいませんが、死を覚悟して「本当に大事なものは何か?」に気づく機会であることは自分も身を持って体験していることで、とても共感できました。
ただ、今は服薬でずっと生きていける時代。
日々のいろいろなことに流されて「大事なもの」を忘れがちですが(苦笑)、自分の気持ちをリセットする機会にもなりました。
もう1回映画館で観たいと思います。

10 YEARS

たたみ

先日のぷれいす東京のお花見に参加させていただきました。
参加させていただくのは10年ぶりです。
今回は天候にも恵まれ、桜の花もしっかりあり、「お花見」を満喫できました。
楽しく過ごすことができました。
ありがとうございました。

とてもたくさんの人たちがいて、スタッフの皆さんは本当にお久しぶりでした。
お互い歳をとりましたね。。。(笑)

ぷれいすのグループで過ごす時間はとても懐かしく、今も貴重なものだなあと思いました。
この病気のことを他の人と話す機会も今はほとんどないので。

ちなみに、感染を知った時の病室から見た満開の桜は今も鮮明に記憶に残っています。

桜というのは自分にとって大きな「サイン」でもあります。

 

また、ふらっと現れるかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。