「未来へつなぐ、HIV/エイズの記憶」
当プロジェクトは、HIV/エイズの効果的な治療法がまだ確立されていなかった1980−1990年代を生き延びた人々、また当時をよく知る医療従事者や支援者、報道関係者の証言を記録として次世代に継承するプロジェクトです。
1980年代の“エイズ・パニック”から約40年の年月が経過しました。その間、医療技術の進歩によりHIV/エイズを取り巻く環境は大きく変化し、現在ではHIVに感染しても適切な治療を受けさえすれば、本来の寿命まで生きられる時代になってきています。
しかし、1980年から1990年代、この世を去った人々が多く存在した事実、そして、そのような時代の中を生き抜いてきた個人の経験と記憶は、時間と共に消失していく状況にあります。HIV/エイズに関わった個人の経験や思いを映像や文章でアーカイブするプロジェクトを企画しました。
今日までのHIV/エイズに関わった個人の経験や思いを、映像や文章として記録することにより、次世代に継承することができます。これらのコンテンツは、今後の日本におけるHIV/エイズの歴史的資料として価値を有するとともに、HIV/エイズの知識を世代を超えて共有するための、貴重な社会的財産となります。
