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2016年2月10日 ボラティア交流会開催

ぷれいす東京のSexual Health Project部門の企画・運営で、交流が少なかったボランティア同士の交流の場を持ちたいということで、2月10日にボランティア・スタッフ交流会を開催し、30人(うちSexual Health Projectメンバー8人)が参加しました。今後も継続していきたいと思います。
ボランティア交流会の4人の参加者の声をご紹介します。

参加者感想文

「ボランティアもひとりじゃない」部門:バディ ちのぱんにいさん(30歳代/男性)

当日は仕事が終わってから駆けつけたため、会場に到着したときにはすでに交流会が始まっていました。

着いた時には「他己紹介」の最中でちょっと 入りにくい雰囲気でしたが、タイミングを見て会場内に入ると、司会の方があたたかく迎えてくれたので、あまり抵抗なく輪の中に加えてもらえました。
 
私は「バディ」として毎月1回利用者宅へ訪問するという活動をしています。ひとりでの活動なので、ミーティングに参加しない限り他のボランティアさんと関 わることがありません。他の部門だと活動中に他のボランティアさんと関わることもありますが、バディは多くがひとりで活動するので時折「こんな場面で他の 人だったらどうするのかな」と考えることもあります。ミーティングで解決できればいいのですが、必ずしもそれに参加できるとは限らないのです。

今回の交流会に参加した方の多くがバディで活動されている方でした。そ れはきっと、同じボランティアとしてもっとつながりがあったらいいという思いが強かったからだと思います。会ではゲームやレクリエーションが参加者の緊張感を和らげてくれたので、その後の参加者同士の会話も弾んでいたように思います。

2時間の交流会はあっという間でしたが、今後もこのような会を企画していただけたらと思います。

 

「先輩たちに多様性の広さを教えてもらった時間」部門:Sexual Health Project・総務事務  あやこ(女性/恋愛対象:男性/39歳)

先日、ボランティアスタッフ交流会に参加してきました。私は、ボランティアと言っても去年の夏、合同研修を終えたばかりで、セクシャルヘルス部門に所属しているものの子育てや家事に追われ、会合参加もままならない主婦です。今回の交流会参加は「新人が交流会だけ参加なんて申し訳ないな。」という気持ちのまま参加しました。

会場には30人位の人たちがいて、男性の方が少し多いですが女性の姿も見かけました。

交流会はみんなでレクレーションしたり、お茶をいただいたり、初めて会う方とも話が出来るような配慮がなされていました。参加されていた方も、セクシャリティーの多様性に深い理解をしてみているからなのか、セクシャリティー以外の部分、ぷれいす活動歴の長い大先輩や、人生の先輩たちも、先輩然として構えている感じではなく多様性を寛大に受け入れてくれ、同じところで笑い、レクでは面白ポーズを決めて照れ笑いする雰囲気がとても居心地がよかったです。その後和やかに、ぷれいすの活動と、先輩たちの経験を聞く場は、面白くも、ためになる話ばかりでした。もっとたくさん伺いたいなと思いました。また開催してください。お願い致します。

 

「絆深まる交流会」部門:Sexual Health Project・ネストプログラム・総務事務  K(男/ゲイ/30代)

HIVに感染してから不安な気持ちを抱えたままぷれいす東京のドアを叩いたのはもう一昨年のこと。それからネストプログラムや対面カウンセリングなどに参加したことにより、少しずつ自分の病気を受け入れることができるようになりました。HIVに感染した当事者として何かぷれいす東京に携わることができないかと思い、昨年よりぷれいす東京のボランティア活動を始めました。ボランティア研修で知り合った多くの仲間とその後一堂に会する機会はなかなかありませんでしたが、今回のボランティアスタッフ交流会で再会することができ、とても楽しいひと時を過ごすことができました。交流会当日の進行を務めたのはボランティアスタッフでもある名司会の2名でした。他己紹介やゲームを通じて、スタッフ同士の絆がより一層深まったように感じました。和気あいあいとした雰囲気の中お互いのボランティアの経験を分かち合うことができ、今後の活動の上でも大変参考になりました。次回の開催も期待しています。ありがとうございました。

 

「素敵な笑顔あつまりました!!」部門:Sexual Health Project シン(40代/ゲイ)

今回のボランティア交流会では、ぷれいすに登録されていても普段中々会う事がなかったり、話をする機会がない方々と一緒に楽しい時間を過ごせた事が何よりも良かったと思いました。

記念すべき第一回目の交流会で、恐縮ながら司会進行という大役をお願いされたので、当初はなかなかのプレッシャーでした。普段ご飯3杯は軽く食べる僕ですが、1杯しか食べられない日々が数日続きました(笑)

それでもいざ準備をはじめてみると、ゲームや進行を考えていくうちに、みんなと楽しく活動してる事を想像できて、色々計画する事ができました。実際に当日の夜はいつものミーティングとはまた少し違う、程よく肩の力が抜けたような空気で、とても楽しい時間 をみんなで共有できたと思います。

ボランティアを続けていく事でみんなが時々思い悩む事や、壁にブチ当たる事もあると思いますが、こうした交流会をする事で同じ志しを持った仲間がいる事を再確認できるのはとても素晴らしいと思いました。今後も自分にできる事からコツコツと楽しんでやっていこうと思います。

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