スタッフ日記

ぷれいす東京には、いろいろな人がかかわっていて、さまざまな活動がおこなわれています。ぷれいす東京NEWS活動報告書ではお伝えできないひとりひとりの思いや、日々の風景があります。この「スタッフ日記」で、そんなぷれいす東京らしさを感じ取っていただければと思います。

口頭弁論がいよいよ明日になりました。

さとう

 

いよいよ明日、東京地方裁判所の法廷で、すべての人に結婚の自由を訴訟(同性婚訴訟)の口頭弁論が始まります。提訴でも歴史的な第一歩と言われましたが、これから原告と弁護団が同性婚ができないことでの不備を改善すべく訴えていきます。

僕は僕らしくと思っていますが、法廷に立つのは初めての経験。今はまだ緊張していませんが、明日はどうなることか。ただ背伸びをしても仕方がないので、今感じているすべてを率直に話すだけと思っています。

もちろんゲイとして生きてきて、60になった僕が感じていることも盛り込みましたが、HIVに感染したことでも僕の人生は変化しました。病気なので感染しない方が良いに決まっていますが、そのことで得たものもたくさんあります。そのすべてを出してくるつもりです。心の中でそっと応援してくれたら、嬉しいです。

また報告します。
一応、裁判所から出ている明日の傍聴情報を記しておきます。

お花見ご参加ありがとうございました。

生島

3月30日に開催されたぷれいす東京のお花見ですが、なんと77人の方にご参加いただいたようです。花曇りでうすら寒いなか、ご参加いただきありがとうございました。あちらこちらで、「初めまして」「お久しぶり」という交流の花も多数咲いていました。荷物の準備は前もって始まっていますが、当日の場所取りは、事務所に9時集合して、公園に向かいました。また、11時半くらいから、ボランティアや事務所スタッフが一緒に準備をしました。


そのお花見での1場面。JaNP +の長谷川 博史さん、虹色ダイバーシティの村木 真紀さん、Gさん(外国人同性パートナー在留特別資格訴訟 原告)、佐藤郁夫さん(結婚の自由をすべての人に訴訟(同性婚訴訟)原告)、浅田さん、大槻知子さん、生島で記念撮影をしました。

5月の活動報告会では、二人の原告はスピーカーを務めていただきます。
Gさんに「webに写真をアップしても大丈夫?」と聞くと、大丈夫だとの答え。正式に、法的な滞在資格が認められることで、彼のプライベートの生活も大きく変化しているようです。

春のかおり

さとう

年度末の忙しい時期になりました。

そして明日は「ぷれいす東京のお花見」気温が低そうなので、追い越しになる方は防寒対策をしっかりしてきてくださいね。https://ptokyo.org/news/10755

 

お久しぶりの日記更新です。まあ、この間、色々とありまして。2/14に「すべての人に結婚の自由を訴訟(同性婚訴訟)」の原告の一人になり、マスメディア等での報道で、僕の姿をご覧になった方もいらっしゃるかと思います。

原告になろうと思ったのは、勿論、同性でも結婚できることが必要だと感じているからです。LGBTブームと言われて久しいですが、根強く差別偏見が残っていて、誰にも言えずにひっそりと暮らしている人がいるのが事実。僕も若い頃は、苦しい思いを抱えて生きてきましたので、これからの世代の人にはそんな思いをしてもらいたくない。同性婚が認められれば、少しは社会の見方が変わるかなぁと思っています。

もう一つは、HIV/エイズへの差別偏見は、それ以上のものであり、2010年に数人の陽性者が立ち上がって、テレビに出たりしましたが、一般病院での診療拒否、就職や転職での明らかな差別、福祉施設での入所拒否など、まだまだ社会の中での受け入れは進んでいません。もしも原告として、その端々でHIVのことに触れることができたら、HIV/エイズ=死というような古いイメージが少しでも変化してくれるかな。と思ったことです。

裁判の日程が4/15に決まりました。心の中で良いので応援していただけると嬉しいです。

5/25(土)のぷれいす東京活動報告会に裁判を起こしている(一人は裁判の途中で、解決して良い結果となっています)3人の陽性者の原告が、トークをする予定です。僕も話しますので、ご都合が合いましたら、お越しください。https://ptokyo.org/news/10756

画像は、3/24に友人とランチをして、その時に写したものです。ちなみに翌日、還暦となりました。自分では信じられないですが…。

GID学会のご報告 and more…

おーつき

3月23~24日に岡山県で開催された、GID(性同一性障害)学会第21回研究大会・総会に参加してまいりました。2016年の「LASH調査」で得られたトランスジェンダーの性の健康に関するデータをまとめ、昨年初めて参加した同学会で発表した演題が優秀演題賞をいただく栄誉に浴し、今年の学会で再発表させていただく機会をいただいてのものです。
GID学会も日本エイズ学会と同様に、医療従事者ら専門家ばかりではなく、トランスジェンダー等の当事者の参加も多い学会です。しかし、HIV/エイズや性感染症などの性の健康については議論されることがなかったようで、わたしたちの研究発表が評価を得られたことを喜んでくださる方々から、会場で声をかけていただきました。
また、あらためて、本調査にご協力くださった皆様に感謝申し上げます。

* * *

ぷれいす東京でこれまでに開催したトランスジェンダー向けのイベントでは、当事者が安心してセックスや性の健康について語れる場所がない、予防や支援に関する情報も得られないといった声が度々寄せられています。
…ということで!
この調査研究の結果も踏まえた新たなイベントを鋭意企画中です。近日中にWebサイトなどでお知らせしますので、ぜひチェックしていていただけたらと思います。

【実験】チャリボンやってみた!【古本がNPO・NGOへの寄付・募金となる新しいしくみ】

おーつき

ぷれいす東京は、今年1月から古本のリユースを通じてNPO・NGOを支援する「チャリボン」の参加団体になりました。
こちらにも既にチャリボンを通じたご寄付が届き始めています。どうもありがとうございます。

 

ぷれいす東京スタッフも、さっそく利用してみました!

 

①読み終えた小説など文庫本、複数枚買ったアイドルのCD、古くなったHIV/エイズ関連の新書…etc.
破損や汚損がないか、ISBNの付いた買取可能なアイテムかどうかを確認します。

 

②アイテムを箱に詰めたら、チャリボンWebサイトから寄付・集荷の申し込み。
一般的な宅配買取で必要とされる身分証明書のコピーなども、ここでは同封する必要がありません。

 

③予約した日時に集荷に来た配達員に箱を引き渡します。
送付伝票も、既に必要事項が印刷されたものを、配達員が持ってきてくれます。

 

④約1週間後、査定額を知らせるメールがチャリボンから届き、寄付完了!
より詳しく仕組みを知りたい方は、チャリボンのWebサイトの紹介もご覧ください。
 

「チャリボン」本を寄付する方法
https://www.charibon.jp/flow/

 
これから新年度に向けてお引越しや大掃除の予定があるという方、古本のリユースを通じたご寄付を検討してみませんか?

Sentimental Journey

ちずこ

わたしの70年の人生にかけがえのない出会いが二つあります。
最初の出会いは1979年、産婦人科医の根岸悦子さん、彼女と訳した『ウーマンズボディ』(1980)をきっかけに二人で全国性教育行脚をし、翻訳では飽き足りず性の勉強をちゃんとしたいと言ったら「ハワイのダイアモンドのところにゆきな」との仰せ。
で、ともかくハワイへ。おそるおそるMilton(ミッキー) Diamond教授を訪ねたのです。文科省の留学生でもなく教授の推薦状を握りしめる院生でもない30半ばのフリーのチズコの話を1時間も聞いてくれたミッキー、「明日からこの研究室にいらっしゃい。あなたのデスクはこれ」と両手を広げてくれました。1982年のこと。みんなまだまだ若かったなー。そう、これが第2の出会い、です。わたしはミッキーの日本人弟子第1号になりました。
それからなんと36年!
36年前と今の二人
タフに世界をかけ回っていたミッキーが倒れた!とミッキーの日本人弟子の妹分東優子さんが知らせてくれて、とにもかくにも「お見舞い」と相成り、優子さん、本橋さん(日本性教育協会顧問)、池上の3人でかけつけました。かいがいしく介護するパートナーのコーニーに叱咤激励されリハビリに励んだミッキー、幸い話もできるようになり、3日間の滞在で5回もいっしょに食事をし、ゆったりとしあわせな時間をすごすことができました。ミッキー研究室で私と同期だったコーニーの奮闘ぶりにあらためて脱帽。がんばれ、でも無理しないでね。いまもI love you.と言いあうふたりにこころからカンパイ!デニーズでの朝食 右からコーニー、本橋さん、ミッキー、チズコ
レンタカーで走り回って思い出づくりをしてくれた優子さん、ほんとうにありがとう。このハワイ旅行、恩師と後輩にいただいたすばらしいプレゼントでした。

チズコ

1.23 HIV陽性者のための就職支援セミナー〜参加企業の紹介

生島

来週の水曜日に就職支援セミナーが開催される。
中央省庁が障害者の一括採用に取り組むなど、官民の競争も出てきている。労働者としては、チャンスでもある。ぜひ、この機会に、自分の働き方を考えるチャンスにして欲しい。

今回は久しぶりに、日本IBMの梅田恵さん(人事.ダイバーシティー企画担当部長)も参加する。日本IBMはダイバーシティでは有名で、男女の平等だけでなく、LGBT支援などあらゆる差別を減らす努力をしている。その幅は犯罪歴の有無さえも問わないそうだ。梅田さんとは2009年の東京都のシンポジウムで初めてお会いして以来のお付き合いになっている。

そして今回は初参加のトランスコスモスが初めて参加する予定だ。
webで公開されている動画を見ると様々なポストで障害者が能力や個性を遺棄しつつ就労している様子だ。

日本マイクロソフトさんはここ数年、毎回ご参加いただいている。
今回も、IT ラーニング プログラムについてご紹介いただく。契約社員として給料を支給されつつ、あらゆるマイクロソフトが認定する資格の取得を目指す。過去のITスキルは問わないそうだ。そしてプログラム終了後は、社内、社外での就労を目指すという。

そして、SCSKさんは、ここ数年ご参加いただいている。日経の働きやすい職場ランキングにも登場するような企業さんだ。僕がいいなと思うのは、就労形態に関わらず、個人のスキルアップ、キャリアアップの支援が受けられるようだ。このオープンなスタンスに好感が持てます。

 

第11回 HIV陽性者のための就職支援セミナー

【日 時】2019年1月23日(水)19:00-21:20
【対 象】HIV陽性者で、就職や転職活動を考えている人
【会 場】新宿区内(お申し込みの方に直接お知らせいたします。)
【定 員】先着50名(定員になり次第、受付を終了します。)

■参加企業

▶︎ネスト・プログラムへの参加には事前の利用登録が必要です。
1月23日(水)午後6時〜 にも利用登録の機会があります。

▶️申し込みはこちら

1月23日(水)HIV陽性者(免疫機能障害者)のための就職支援セミナー参加者募集

新たな年を迎えて

生島

新たな年を迎えましたが、いかがお過ごしでしょうか。
昨年は大変お世話になりました。

2018年は、前年のエイズ学会でスタートしたU=Uというキャンペーンを、東京レインボープライドにて実施しました。これは、血液中のHIVが検出限界以下の状態が続いていると、仮に予防のないセックスをしたとしても感染は起こらないという科学的に確認された事実を伝えることで、”HIV陽性=感染する”という古いイメージを変えようとするものです。

6月には、HIV陽性者むけに、A型肝炎についての学習会を開き、啓発にも協力しました。

研究班では、2016年にMSMを対象に実施したLASH調査の報告会を前年の大阪、福岡に続き、札幌、東京、沖縄で開催しました。また、7月にオランダ・アムステルダムで開催された国際エイズ学会にスタッフ数名が参加し、発表を行いました。帰国後には報告会も開催しました。12月には、大阪で開催された日本エイズ学会でも発表を行いました。

11月にはMSMを対象にPrEP(暴露前予防内服)についての調査を実施しました。5月には、ゲイグループが中心になり、PrEPに関する勉強会も開催しています。
また、職場におけるHIV検診についての研究班に協力し、BRTAサイトの立ち上げ、告知後のサポート体制の構築を分担しています。

11月には、JAMMINという企業からの声かけで、Tシャツなどの販売を通して、今まであまり接点がなかった方々にも、ぷれいす東京の活動を知っていただき、商品を買うことで、ぷれいす東京に寄付をしていただくというチャリティ・キャンペーンを行いました。

NPO法人3keysが運営する10代向けのサイト「Mex」で、一緒にHIVに関するコンテンツを作りました。また、5月の活動報告会では、NPO法人OVAの伊藤次郎さんに参加していただき、ネットでの啓発について学ぶ機会がありました。NPOネットワークを広げることで、新たな可能性が出てきたと思います。その他、aktaの「HIV check」への相談員の派遣等、LGBT向けのシェルターづくり、来日したばかりの外国人向けのスペース「NOT ALONE CAFE」、東京オリンピックに向けたアクション「プライドハウス東京・コンソーシアム」への参加なども行いました。

今年も9月に、新たにボランティアを希望する人たちのための研修会を開催しましたが、多くの人に参加していただき、本当に嬉しく思います。こうした、一人一人の力に支えられて私たちの活動は成り立っています。

4回目の開催となるTOKYO AIDS WEEKS 2018 を11月から12月にかけて開催しました。

12月には東京都に認定NPOの申請書を提出することができました。これから審査を受けることになります。ここ数年にわたり、皆様にご協力をお願いしてまいりましたが、やっと一歩を踏み出すことができました。

2018年の支援に感謝します。また、2019年も新たに、事務所スタッフ、ボランティア・スタッフと共に、HIVを持っている人たち、周囲の人たちも暮らしやすい地域社会作りに向けて歩んでいきます。

私たちが支援や相談の現場で実感する日本の状況は、定期的にアップしている活動実績にて、感じていただけます。ぜひご覧ください。

バゲットは飛び出ない

おーつき

チャリティー専門ファッションブランドのJAMMINさんによる、ぷれいす東京のグッズの販売は、ご厚意により販売期間を延長していただいています。
既にお求めいただいた方、情報の拡散にご協力いただいた方、どうもありがとうございました。

私もTシャツなどを購入しましたが、とりわけマルシェバッグの容量に驚きました。
↓これら全部が余裕で収まります。






















買い物袋から🥖バゲット🥖が飛び出す、みたいな構図への憧れなんかもあるかと思うのですが…

















飛び出ません!
あと2kgの米袋も入りそうです(持てるかどうかは別として)。

販売期間は年内いっぱい、12月31日(月)23時59分までです。それではどうぞ良いお年を!

ぷれいす東京×JAMMINチャリティーTシャツ! 期間限定2018/12/1(土)~12/31(月)
JAMMIN(ジャミン)Social Wear Brand

明日はコーラスの日

はらだ

みなさま、JAMMINとのコラボレーションによるTシャツ販売にご協力いただき、
本当にありがとうございました。おかげで11万円をこえるご寄付をいただきました。(Facebook、Twitterのいいね、ツイートなどを含む)
JAMMINさんのご厚意で、12月末までTシャツの販売を延長しています。Tシャツ1枚の購入につき700円がぷれいす東京に寄付されます。
JAMMINさんのぷれいす東京専用ページから購入できますので、期間中に買いそびれてしまった方は、ぜひよろしくお願いします。

また、ご購入いただいたみなさま、お写真+ネームをぷれいす東京のFACEBOOKまでお知らせください。FACEBOOKで紹介させていただきます。

ところで、エイズ学会が終わったとほっとするまもなく、明日は、いよいよGay Men’s Chorus for TOKYO AIDS WEEKS 2018の本番!関係するスタッフはその準備に追われています。
挨拶はACCのSH外来 上村悠医師、MR.GAY JAPANのSHOGOさんが朗読をするそうです。合唱メンバーは、U=Uの趣旨に賛同して、U=Uのロゴ入りのTシャツを着て歌います。入場無料、事前予約不要なので、お時間のある方はぜひおいでください。(私は残念ながら、事務所の留守番です。)


(2015年の合唱の様子)

というわけで、いつも第2土曜日に開催している、ネスト・プログラム「ミドル・ミーティング」は12月15日(土)の13時からに変更になっているので、ご注意ください。

寒くなったと思ったら、今日はまた暖かさが戻り、着るものに苦労しています。風邪をひかないように注意しなくては。みなさまもどうぞお気をつけください。