ぷれいす東京には、いろいろな人がかかわっていて、さまざまな活動がおこなわれています。ぷれいす東京NEWSや活動報告書ではお伝えできないひとりひとりの思いや、日々の風景があります。この「スタッフ日記」で、そんなぷれいす東京らしさを感じ取っていただければと思います。
かとう
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京都のアパレルブランド「JAMMIN(ジャミン)」とのコラボによるチャリティアイテムの販売をしています。
既に「買いました!」というお声も多く聞きます。
Tシャツやパーカー、トートバッグなどたくさんにアイテムに、オリジナルのロゴ「WE’RE ALREADY LIVING TOGETHER」が入っています。
このロゴ、「LIVING」と「LOVING」が掛け合わされているんです。
最初2018年に販売したのですが、今回ぷれいす東京30周年に合わせて再販してもらっています。
当時スタッフが着用して撮った写真がこちら↓
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みんな6年分若いですね(笑)。
そして今回のアイテム着用の画像も続々と届いています。
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前回はなかったポロシャツやポケットTシャツ、コーチジャケットなど、新しいアイテムもあります。
さらに一部は特別価格ということでかなりプライスダウンされています。
ご購入頂くと売上の一部がぷれいす東京に寄付されます。
可愛い商品揃いなので、ぜひページをご覧ください。
人気のアイテムでは売り切れが出始めています。
基本的に在庫がある分だけとのことですので、欲しいアイテムがある方はお早めのご購入をお勧めします。
そしてご購入された方にはぷれいす東京のオリジナル缶バッジをプレゼントしています。
「Living Together」と「U=U」のメッセージが入ったとても可愛いバッジです。
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9月末までの期間限定復刻販売です。
ご購入、宜しくお願い致します。
まきはら
みなさま、ご無沙汰してます。
この時期だけ顔を出す、カタツムリのような(かわいい)スタッフの牧原です。
この時期が何かといえば、色々蒸れて臭いが気になるなる梅雨!でもありますが、そちらではなく、食欲の梅雨でもなく、ボランティアの募集の案内を始める季節でございます。
今年も例年通り、9月に新規のボランティアの募集の、説明会と研修会を開催する予定になりました。
ぷれいすの活動に興味を持っている方は、ぜひこの機会をご活用ください。
研修では、ぷれいすのスタッフが講師を務める講義やワークショップがぎゅーっと組まれています。
2日間、朝から夕方までのびっちりありますが、活動に始める前の準備になると思いますので、ぜひ今のうちに予定を調整してご参加いただければと思います。
新規ボランティア募集 のお知らせ (2024)
ぷれいすの具体的な活動を知りたい方は、2023年度の活動報告書をぜひご覧ください。今年からオールカラーで、見やすく生まれ変わっています!
https://ptokyo.org/wp/wp-content/uploads/2024/05/activitiesreport2023.pdf
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また、5/25の活動報告会の動画のアーカイブがyoutubeに公開されています。こちらもぜひご覧ください。
みなさまのご応募をお待ちしております!
食欲の梅雨を迎えますか?
まきはら
はらだ
いよいよ明日は活動報告会です。
報告会の案内やお知らせ、準備で気がついたら、もう明日!という感じです。
今年は初のハイブリッド開催、多くの方のご来場・ご視聴をお待ちしています。
5月25日(土)30周年記念「2023年度活動報告会」のご案内
30周年を記念して、活動報告書のデザインを一新し、オールカラーにしました。
明日の報告会がお披露目となります。楽しみにお待ちいただければと思います。
![ぷれいす東京 2023年度活動報告書](https://ptokyo.org/wp/wp-content/uploads/2024/05/819-scaled.jpg)
生島
5月25日の活動報告会の30周年記念のトークでは、市川誠一んさんご登壇いただけることになった。1996年に市川誠一さんが実施した通称”ゴミ調査”を振り返る。当時、Gay Friends for AIDSのスタッフだった砂川秀樹さん、池上千寿子さんと一緒に振り返ることに。
この調査により当時のハッテン場(男性同性間の性的な出会いを提供する商業施設)の廃棄物中に多くのHIV抗体が発見され、早急な啓発が求めらることが明らかになった。調査手法への不快感を感じながらも、ハッテン場での啓発に砂川秀樹さんと一緒に協力をすることにした。新宿保健所で開催されたコミュニティへの研究結果のフィードバック会では、コミュニティ側から出された意見は、「ゴミを調べることに利用者の許可を得ていない」、「不快だ」という手法に関するものがほとんどであった。多数の抗体が検出されたという事実に、どのように対応しようという議論には至らず、不全かんを感じていた。啓発への協力者としては、背中に矢が飛んでくるような経験をした。
このハッテン場での調査は、その後のエイズ対策へ影響を与えたことはいうまでもない。
設立30周年記念トーク
「ハッテン場調査(1996年)から読みとく〜コミュニティ、研究者、行政の連携のあり方」
【出演】市川 誠一(金城学院大学) 池上 千寿子(ぷれいす東京理事)
【コメンテーター】砂川 秀樹(文化人類学者)
【司会】生島 嗣 (ぷれいす東京代表)
![2023年度活動報告会](https://ptokyo.org/wp/wp-content/uploads/2024/05/pc084-2-720x264.jpg)
参考:
市川誠一さんによるJaNP +への投稿(2019/3/29)
ゲイ・バイ男性のセクシュアル・ヘルス 向上の取り組み
ゲイ・バイ男性のセクシュアル・ヘルス 向上の取り組み
はらだ
代々木公園で、「TOKYO RAINBOW PRIDE PARADE」が絶賛開催中です。 昨日は残念ながら、強風のため中止になってしまいましたが、今日は無事開催され、ぷれいす東京もブース出展(Red-01-04)して、様々なパンフレットを配布したり、ミニトークを開催したりしています。
私は事務所のお留守番ですが、代々木公園に行かれた方はぜひお立ち寄りください、X (旧Twitter)にブースの様子が掲載されています。
![ぷれいすとーくSHOW](https://ptokyo.org/wp/wp-content/uploads/2024/04/placetalkshow_20240420.jpg)
![ぷれいすとーくSHOW](https://ptokyo.org/wp/wp-content/uploads/2024/04/placetalkshow_20240421.jpg)
そして明日のパレードでは、「#UpdateHIV」のフロートが出走します!
かとう
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劇団フライングステージのお芝居『こころ、心、ココロ』を観に行って来ました。
100年と少しの日本のゲイたちの物語。
1914年から1970年までを第一部、1970年から2023年までを第二部として、それぞれいくつかのエピソードをオムニバス形式で上演する舞台です。
私は第二部を先に、そしてその日のうちに第一部を鑑賞しました。
会場は高円寺にある座・高円寺。
とても綺麗で立派な劇場です。
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第二部の方では、私自身がリアルタイムで見聞きしたり実際に経験したお話がいくつもありました。
府中青年の家裁判は傍聴に行ったし、2010年の札幌のゲイパレードも歩きました。
新木場の事件の時は、直後に現場に手を合わせに行ったりもしました。
そして平田豊さんが登場しました。
ご存知の方も多いと思いますが、彼は日本で初めて性感染のHIV陽性者として世間に名乗り出た方です。
1994年5月に亡くなってしまいましたが、その前年に蔵王の温泉旅行に参加されていました。
私もその旅行でご一緒していたのです。
前の年の1992年、仙台で全国のゲイサークルの交流合宿が開催されました。
南定四郎さんを講師にお招きして、勉強会を行なったのです。
当時東北に住んでいた私は、この交流合宿で知り合った東北地方に暮らす何人かの仲間と一緒に、東北地方初のゲイサークルを立ち上げました。
翌年、誕生のきっかけを作ってくれた全国のサークルのみなさんへの恩返しの意味も込めて、東北のサークルが幹事となって旅行を企画したのでした。
それが蔵王の温泉旅行という訳です。
平田さんはこの時既に体調が優れず、車椅子を使っていました。
HIV陽性者の方と会うのは初めてではありませんでしたが、具合の悪い彼にどう接して良いのか正直分かりませんでした。
でも、周りのみんなと一緒に楽しんでいる様子を見ることができました。
平田さんに近い方々に伺うと、結構いい加減で適当な人だったそうですが、人間的に魅力に溢れた方でもあったそうです。
そんな平田さんが舞台の上で蘇りました。
役者さんの口を借りて、今彼が言いたいことを言っているように思いました。
あの頃まだ少し遠いと感じていたHIVが、今はこんなにも身近なものになっています。
もう少し生きる時間がずれていたら、私はもっと平田さんと話せたのかも知れません。
昨年京都で開催された日本エイズ学会に、メモリアルキルトのブースが出ていました。
その中に平田豊さんのキルトもあったのです。
その時にちょうど30年前の出会いのことを思い出し、そして今回のお芝居でさらの多くの感情を呼び起こさせてもらいました。
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『こころ、心、ココロ』は明日3/10(日)が千秋楽となります。
ご興味のある方はぜひ劇場へ。
かとう
Plus Life Mediaのエグゼクティブプロデューサーであるカール・J・シュミッドさんがぷれいす東京にいらっしゃいました。
ちょうど1年前頃に初めて来所されて以来の再会。
カールさんはアメリカのABCネットワークで活躍されていた方で、アカデミー賞やグラミー賞のレッドカーペットのリポートなども担当していたそうです。
ご自身のHIVを社会に公表し、現在はHIVの啓発活動などを行なっています。
以前ぷれいす東京のイベントにも出演頂いたブルース・リッチマンさんとも親交があり、U=Uについてはリッチマンさんから教えてもらったとのこと。
せっかくの機会なので、日本のHIV陽性者を代表して私かとうが彼にインタビューをさせて頂きました。
彼自身のライフヒストリーや、活動についてなどを伺いました。
その模様は後日動画公開しますのでお楽しみに。
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生島
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2023.11.30 主催 日本国際交流センター(JCIE)|グローバルファンド日本委員会(FGFJ)主催のイベントにて、主演の福士誠治とトークさせていただきました。
ぜひ、興味がある人はどうぞ。生島は2月11日の初日に行こうと思っています。
この舞台なんと、6時間を超えるそうです。60代のリアルに恋人、友人、家族が原因不明の奇病で亡くなったという80年代を知っている世代と30代、20代という3つのジェネレーションのゲイ男性たち。そして、お母さんの語りもあるそうです。
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\オリヴィエ賞4 部門、トニー賞4 部門受賞!/
『インヘリタンス -継承 』東京公演
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ブロードウェイとウエストエンドを感動に包んだ話題作!
2024年2 月に開催する『インヘリタンス -継承-』東京公演のご案内です。
前篇・後篇の2部作での上演となる本作。
本作は、2015~18年のNYを舞台に、1980年代のエイズ流行初期を知る60代と、若い30代・20代の3世代の3世代のゲイ・コミュニティの人々の愛情、人生、尊厳やHIVをめぐる闘いを描いた作品です。
【公演詳細】
『インヘリタンス』
ホームページ:https://www.inheritance-stage.jp/
作:マシュー・ロペス
演出:熊林弘高
出演:福士誠治 田中俊介 新原泰佑
柾木玲弥 百瀬 朔 野村祐希 佐藤峻輔
久具巨林 山本直寛 山森大輔 岩瀬 亮
篠井英介/山路和弘/(後篇のみ)麻実れい
【関連記事】
ゲイ・コミュニティーを描いた舞台『インヘリタンス―継承―』主演・福士誠治が語るエイズの今 3世代40年続くパンデミックとは
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/12/globalfund.php
glad-xx https://gladxx.jp/features/2024/entmt/9162.html
GENXY https://genxy-net.com/post_theme04/363463l/
New TOKYO https://the-new-tokyo.com/inheritance/
生島
ぷれいす東京は、1994年、高田馬場栄通りの先、神田川を渡ったところにある雑居マンションの1室で活動をスタートさせました。6畳ほどの和室に小テーブルをおき、畳の上に座して、相談員は不安相談に耳を傾けていました。
ゲイ・グループは、持ち寄った品々をフリーマーケットで売り、その収益で電話回線の権利を購入するところから相談活動をスタートさせました。
こうした手作り感あふれる活動は、池上千寿子さんのリーダーシップのもと、HIVに関連した様々な現場レベルとの接点を保ちつつ、活動を広げてきました。現在では、東京都や厚労省などの事業も受託するまでに発展してきました。
この2024年4月でぷれいす東京の活動は31年目に入ります。この30年を振り返りつつ、同時に次世代の人たちと未来について語っていく機会を作れたらと願っています。
当初から活動に関わり続けたスタッフもまだまだ現役で参加していますが、いよいよ世代交代に本腰を入れるタイミングです。この度、事務局で事務業務や電話対応など、事務機能の要となる人を公募することになりました。もし近くに適任者がいたら、ぜひ、ご紹介ください。
UNAIDSでは、2030年までに、3つのゼロを達成することを目指しています。
1:差別をゼロにする
2:新たなHIV感染をゼロにする
3:AIDS関連死をゼロにする
ぷれいす東京はこの3つの課題を達成するために、みなさまと力を合わせていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2024年元旦
認定NPO法人ぷれいす東京
代表 生島 嗣
スタッフ一同
(ぷれいす東京NEWS 2024年新年号より)
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はらだ
昨日から第37回日本エイズ学会が始まりました。(ぷれいす東京関連の発表はこちらをご覧ください。)
ぷれいす東京のスタッフや研究班のメンバーも多くが開催地である京都に行っているので、今日のぷれいす東京の事務所はとても静かです。
土曜日に現地入りしたスタッフがぷれいす東京のブース設営をしてくれました。
![ぷれいす東京のブース](https://ptokyo.org/wp/wp-content/uploads/2023/12/797.jpg)
このブース前でTOKYO AIDS WEEKS参加イベントでもある「日本エイズ学会からこんにちは!」というライブ配信がありました。学会からのライブ中継は多分初!学会の雰囲気も感じられて、とてもよかったです。トークイベント「PrEPやるなら、クリニックに行こう!」のライブ配信もありました。どちらもアーカイブでご覧いただけるのでぜひご視聴ください。
ライブ配信でも案内がありましたが、TOKYO AIDS WEEKS 2023も絶賛開催中。これから開催されるイベントもまだまだありますので、ぜひご参加ください。私は、明日、仕事が終わった後、新宿プロムナードギャラリーで12/14まで展示されている『WE ARE POSITIVE – UPDATE HIV!』を見にいこうと思っています。ブラジルの映画2本(12/7『虎の子 三頭 たそがれない』、12/14『神はエイズ』もおすすめです。
遠方の方もオンラインで参加できるイベントもありますので、関心のあるものがありましたら、ぜひご参加ください。
![](https://ptokyo.org/wp/wp-content/uploads/2023/12/798.png)
転居して10年、電車の乗り換えにも慣れて、本を読んでいて乗り過ごすこともほとんどなくなったと話した翌日、ちょっと複雑な内容に集中していたら乗り換え駅を乗り過ごし、戻った電車でまた乗り換え駅を乗り過ごし、今度こそと思っていたのに、また乗り過ごし、3度目の正直ならぬ、4回目にやっと乗り換えることができて、帰路に着いたはらだでした。