ぷれいす東京には、いろいろな人がかかわっていて、さまざまな活動がおこなわれています。ぷれいす東京NEWSや活動報告書ではお伝えできないひとりひとりの思いや、日々の風景があります。この「スタッフ日記」で、そんなぷれいす東京らしさを感じ取っていただければと思います。
かとう

HIV陽性者も長生きする時代。
この先も安心して暮らすために何に備えれば良いのか、悩んでいる方も多いのでは。
私もそんな一人です。
今週末、そんなあなたにお届けするイベントのご紹介。
10年後、20年後の自分を支えるためのヒントになるようなお話がたくさん聴けます。
お近くの方は会場で、会場に来るのが難しい方はYouTube LIVEでぜひご参加ください。
ぷれいす東京からは生島、大島、加藤が参加します。
夏の終わりの土曜日、未来のことを一緒に考えてみませんか?
10年後、20年後の自分を支える。〜HIV陽性者のための老後準備ガイド〜
➖年齢を重ねても、自分らしく暮らし続けるために➖
■日時 2026年8月29日(土)14:00-17:00
■方法 ハイブリッド @名古屋医療センター・YouTube LIVE配信(限定公開)
■対象 HIV陽性者、医療従事者・支援者
■参加費 無料
■〆切 2026年8月28日(金)
■下記のフォームよりお申し込みください。
HIV陽性者の方 医療従事者・支援者
■主催 HIV陽性者支援団体LIFE東海
■共催 認定NPO法人ぷれいす東京
■協力 日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス
プログラム
- オープニングトーク
「えっ、そっちが優先なの!?」
65歳で大慌てしたおひとりさまHIV陽性者ゲイの『介護・医療制度』乗り越え記
~親の介護・看取りそして相続、年金受給と同時にやってきた制度変更の嵐まで、僕のリアルな10年~
演者:真野新也さん(LIFE東海)
- HIV陽性者のための老後ガイド
「『HIV+高齢者』のQOL(生活の質)を高める:生活習慣病管理から介護の視点まで」
講師:内海眞先生(聖霊病院理事長)
「50代以上のゲイ・バイセクシュアル男性の高齢期の不安、希望する介護サービス 2025年調査から」
講師:金子典代先生(名古屋市立大学看護学研究科 国際保健看護学)
「これからの暮らしを、自分で選ぶ~年齢を重ねても、自分らしく暮らし続けるために~」
講師:城川絵里子先生(豊橋創造大学保健医学部看護学科)
「心地よい老後を彩る『食べる力』を保つ秘訣」
講師:伊藤美和先生(愛知県看護協会教育センター)
- MSW(ソーシャルワーカー)を迎えて
「医療制度の解説及びディスカッション」
オープニングトークを基に、当事者の生活・不安・工夫を考える
講師:岡本学先生(国立病院機構 大阪医療センター)
- 交流会
参加者同士の情報交換・フリートーク
まきはら
みなさま、今年も少し気が早いのですが、今年のボランティア募集と研修の案内を始めました!
今年も8〜9月にかけて説明会、研修会を開催します。
新規ボランティア説明会 8/29(土) 10:00-12:00
新規ボランティア研修(2日間) 9/12(土)、9/13(日) 10:00-17:00
年に1回のボランティア募集と研修会です。ぷれいすでボランティア活動してみたいなぁ、と考えたことがある方は、ぜひ気軽に説明会にご参加ください。
説明会は、事前の申し込みが必要で、オンラインで開催します。
2日間の研修は、対面で開催です。
説明会では、各部門から、どんなボランティア活動があるか、案内しますのでぜひご参加ください。
詳しくはぜひこちらからご確認ください
新規ボランティア募集! 2026
なお、昨年度の活動実績については、2025年度の活動報告書が完成しました!
まだ公開したてのほやほやです。ぜひこちらからご覧ください。
https://ptokyo.org/wp/wp-content/uploads/2026/05/activitiesreport2025.pdf
また、先日の活動報告会もyoutubeでご覧いただけます!各部門の生の声が聞けます!
後半の研究調査を元にしたトークも必見です!
忘れちゃいけないのが、今週末の Tokyo Pride 2006 でブースを出店しています!パレードでは「#UpdateHIV」の大きなフロートをやります!ぜひご参加ください。
と、なんだか盛りだくさんになりました(汗)
えっと、最後に今日覚えていただきたいのは、「今年もやります、ボランティア募集!」でございます。
みなさま、ぷれいすの活動にご協力いただけますよう、どうぞよろしくお願いします。
食欲の春とか夏とか、なんなんですか?
ぷれいす東京 まきはら
だいすけあ
最近、イベントや相談の現場で若い世代と話していると、
「HIVのこと、どこから入ればいいかわからない」
「授業でやったけど、くわしく聴ける機会がない」
という声を耳にします。
当たり前にある、病気じゃない状態というのは、気を付けていないと失われることもあります。
「こわいから知りたい、でもどうやったら情報がうけとれるのかわからない…。」
平和とか、人権とか、HIVのみならず、そういうことはたくさんありそうです。
情報はあるのに、日常の中に自然と入ってくる“ちょうどいい距離感”のものが少ないのかもしれません。
そこで、ぷれいす東京として新しく始めたのが【Living Together ラジオ】です。
音声メディアはこれからさらに伸びていくと言われていますし、
何より、家事をしながらでも、移動中でも、ふとした隙間時間に耳へすっと入ってくる。
HIVの話題を、もっと生活のリズムの中に置いてみるとどうなるかの実験です。
ぷれいす東京のリビングトゥギャザーラジオはSpotifyで毎月10日に配信する予定
番組では、HIV陽性の仲間たちが、日常のことをく語り合います。
治療のこと、恋愛のこと、仕事のこと。
ときには筋トレの話や、ちょっとした愚痴、笑い話まで。
“特別な語り”ではなく、“生活の延長線にある声”をそのまま届けたい。
そんな思いで収録をしています。
HIVに関心がある人も、これまで距離を感じていた人も、
「なんとなく流していたら、気づいたらちょっとわかった気がする」
そんな番組になれたらいいなと思っています。
深刻なこともあるけれど、軽やかさも、迷いも、ぜんぶ含めて“生きている”ということ。
その空気を、あなたの耳にもそっと届けられたら嬉しいです。
しゃべることも編集も練習中ではありますが、お耳に合うといいな。
リクエストも募集しています。

だいすけあ
かとう

一世紀にも渡るセクシュアル・マイノリティの権利回復に向けた運動の歴史を綴った「LGBTヒストリーブック」の日本語版が刊行されたのは2019年のことでした。
世界のLGBTの歴史を学ぶことができる貴重な一冊でしたが、つい先日、日本編が出版されました。
日本のLGBTの歴史を年代別に掲載しています。
編著は元東京プライド代表でもあった山縣真矢さん。
他にも多様なライターの方が執筆されています。
私が初めてゲイ・コミュニティと関わったのは1990年代初め。
当時札幌で活動していたゲイ・サークルに所属し、それがきっかけとなって東京や仙台などで活動を行っていました。
1994年の日本初のパレードに参加し、この冊子の中に登場するさまざまな事柄をリアルタイムで見て、そして経験して来ました。
埋もれかけていた記憶を呼び覚まされると同時に、そうした歴史の中で生きて来ていたことを実感しています。
私が所持していた当日の写真を何点か提供したり、経験を伝えるなどの協力をさせていただきました。
この中にはHIVについての記載もあります。
個人的には、1992年に当時アカーにいた「せかんど・かみんぐあうと」の大石敏寛さんから、ご自身がHIV陽性であることを直接打ち明けられたことが、HIVとの最初のリアルな接点でした。
そのちょうど10年後に自分自身の陽性を知るのですが、90年代当時のゲイシーンにおいて、何だか良くわからないけれど、暗雲が垂れ込めたような感覚を思い出します。
冊子の中ではぷれいす東京も登場します。
若き日の池上さんや生島さんの写真も掲載されていますし、この国が辿って来たHIV/エイズの道のりがわかりやすく書かれています。
400ページ弱もあるかなりボリューミーな一冊です。
読み応えがありますが、興味深い記事ばかりなのでサクサク読み進めることができると思います。
ぜひお手に取ってください。
ちずこ
『ここからはじめる包括的セクシュアリティ教育』
この頃巷に流行る3文字言葉といえば「CSE」。エ? なにそれ?
すみません言い換えます「包括的性教育」、聞いたことあるでしょ?
確かに、でも中身はよく、、、、気にはなるけどいまさら聞きにくい、、、、
そんなあなたにうってつけの本が出ました。
『ここからはじめる 包括的セクシュアリティ教育』(日本評論社 2500円+税 2026年2月28日発行)
書いたのは、東優子さん、野坂祐子さん、吉田博美さん。3人は20年前にSEE(Sex Education &Empowerment)というグループを結成、以来日本の性教育業界を引っ張ってきました。3人ともぷれいす東京とご縁のある仲間です。
その3人が「(包括的性教育は)ここから始めましょう」と具体的でわかりやすいガイドをしてくれます。スタートラインはSAR(Sexual Attitude Reassessment)。横文字ですみません。要は自分自身の性の態度や価値観に気づき再構築する体験のことです。
「(性教育は)年齢に応じて何をカクカク」というマニュアルではなく、まずは自分の性と向き合ってみよう、です。性教育は知識の詰め込みではなく、生き方と深く関わります。だからこそ生涯教育とも言われます。教えるためがまず自分のためになる、そのスタートにプロの3人が手を添えてくれる本でもあります。教える側じゃないので、なんて遠慮は不要です。あなた自身の役にたつ、そんなガイドブック おすすめです。(池上千寿子)
はらだ
ぷれいす東京の福正大輔さん(SHプロジェクト コーディネーター)が個人として取り組むプロジェクト、
【カミングアウトジャーニー】クラウドファンディング(3/17まで)。
ぷれいす東京も企画の趣旨に賛同し、応援しています。
その福正さんから、「刑務所ラジオに出演します!」 というメッセージが届きました。
刑務所ラジオというものがあることを、初めて知りました。
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<刑務所ラジオ>放送日は
3/9(月)22時〜22時29分 「カミングアウトしなくてよい社会へ」
4/13(月)22時〜22時29分 「カミングアウトしなくてよい社会へ第2ラウンド」
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だそうです。
今日の夜、間に合うように帰って聞いてみたいと思っています。
<刑務所ラジオを聴く方法>
【カミングアウトジャーニー】クラウドファンディング>活動報告>
2026/03/08 【記事】刑務所ラジオに出演します! より転載
●パソコン、スマートフォンで聴く●
ラジオTAMAリバー公式アプリ「FM++」にアクセスするだけ!操作が超簡単に(‘◇’)ゞ もちろん全国から無料で聴けます!
●ラジオで聴く●
ラジオTAMAリバー聴取エリア内の方は、東京府中FM(ラジオTAMAリバー)FM87.4MHz でご聴取いただけます。
生島
このサイトには、現在、下記サイトに7本の動画が掲載されています。
HIV/エイズの歴史アーカイブプロジェクト
https://ptokyo.org/history-archive/
前代表の池上千寿子さん、ジャーナリストの宮田一雄さん、日本で最も早く専門外来を立ち上げた根岸昌功さんの3人のインタビューが掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
そして、1993年にHIV感染を知った二人の男性に話を聞いています。30年前、お二人は20代〜30代でした。
当時はNGOの感染者の会は、少なかったのですが、そこに参加してくれたお二人でした。誰かと出会う安心感、孤立感を軽減できるというメリットもありましたが、有効な治療法がまだ開発される前の時期だったので、仲間の訃報に触れるという辛い出来事も多々ありました。その時代を生き抜いた二人の話をお聞きしました。
この日本にも、そういった時代があったのです。
このプロジェクトでは、次世代の人たちも知ってほしい、私たちが経験した時代の体験を動画を通して、記録していきます。ぜひ、ご注目ください。
生島
皆さま、新年をいかがお過ごしでしょうか。
昨年、12月に熊本で開催された第39回日本エイズ学会学術集会・総会において、生島嗣は、学会賞「シミック賞」をいただきました。池上千寿子理事、市川誠一さんにつづき、社会系としては3人目の受賞となります。
この受賞は、社会系で活動する人たちに対する評価でもあります。学術集会の中では、現場でエイズ対策に従事する人たちの普段の活動が評価される機会がそれほど多いわけではありません。その重要性をあらためて認識してもらうという意味もあり、お受けすることにしました。
さて、2025年には二つの大きなプロジェクトが動いていました。
一つめは、LGBTQ+の人たちの医療アクセスの課題を改善するための「CONSENTプロジェクト」です。HIV診療において、医療拒否は今なお大きなテーマです。トランスジェンダーの人たちへの差別や、医療受診の際に当事者が差別を恐れて安心して受診できない状況は、決して他人事ではありません。
このプロジェクトでは、医療者・支援者向けの啓発動画を作成しました。専門家によるレクチャーだけでなく、LGBTQ+当事者の語り、HIV陽性者の語りも収録しています。LGBTブームの中でHIVの課題が抜け落ちやすい風潮もありますが、本プロジェクトでは、その両者を同時に扱っています。
医療・福祉関係者や関心のある個人の方もお申し込みいただけますので、ぜひ以下のサイトからお申し込みいただき、ご視聴ください。あと3〜4年は十分に活用できる内容だと思います。まずは3分間の予告編をご覧ください。
「日常診療・支援に活かすLGBTQ+とHIVの基礎知識」入門動画 予告編
公式Web
「日常診療に活かすLGBTQ+とHIVの基礎知識」入門動画
また、CONSENTプロジェクトでは、全国の団体や専門家の協力を得て、LGBTQ+当事者を対象にしたWeb調査を実施しました。回答者は、なんと2,700人にのぼりました。現在、報告書作成が最終段階に入っています。どうぞご期待ください。
そして二つめは、歴史アーカイブの動画制作です。こちらも、まもなく公開予定です。先行して、池上千寿子理事と生島が語る、ぷれいす東京誕生に至る当時の様子を収録した動画を限定で公開します。ここからご覧いただけます。
「ぷれいす東京設立と横浜国際エイズ会議開催〜1994年を振り返る」
また、1993年にHIVの告知を受け、当時20代〜30代だった方々と、久しぶりにトークする機会を持ちました。HAART療法が確立していなかった時代を、二人がどのように生き延びてきたのかを語っていただいています。この日本にも、治療に間に合わなかった人たちが大勢います。二人とともに、その人たちのことを偲びました。その予告編をご覧ください。
「サバイバーのストーリー」予告編
歴史アーカイブ・プロジェクトでは、近日中に7本の動画を公開します。ジャーナリストの宮田一雄さん、日本で最も早くHIV診療の専門外来を主導した根岸昌功さんのインタビューもご覧いただけます。今後も、テキストやビデオによる取材は続きます。ご意見があれば、ぜひお聞かせください。
昨年9月の新規ボランティア研修には、嬉しいことに、複数の20代の若者がスタッフとして参加してくれました。30年を超える私たちの活動を、ぜひ、次世代に引き継いでいきたいと思っています。どうぞ引き続き見守ってください。そして、ぜひ一緒に参加してください。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2026年元旦
認定NPO法人ぷれいす東京
代表 生島 嗣
スタッフ一同
(ぷれいす東京NEWS 2026年新年号より)
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はらだ
2025年もあと数日となりました。
今年も多くのみなさまにご支援いただき、本当にありがとうございました。
3月には認定NPO法人更新のための実地審査があり、6月20日に正式に認定NPO法人の更新が決定しました。これも、毎年認定NPOサポーターになっていただいているみなさまや、応援してくださっている方々のおかげです。定期的にご寄付をしてくださっている方と1月送付を希望の方に、来月領収証をお送りする予定ですが、「寄付控除にご利用いただけます」と言えることに、改めて感謝です。
これからも地道に活動を続けていきますので、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさま、よい年をお迎えください。
生島
2015年からスタートしたこの取り組みですが、コロナ禍をくぐりぬけ11回目の開催になります。
個人レベル、NGO、医療機関、行政など多様な方々が参加していただき、世界エイズデー前後の情報発信をしてくれています。
この数年、気になる傾向があります。
厚生労働省による統計(2024年年報)を見ても、東京都の(2024年報)を見ても、エイズ発症で感染が判明する人がここ数年で微増が続いているのです。
コロナ禍の対応で、保健所の検査が止まっていた影響もあるかもしれません。若い層、外国籍の人たちの中で、HIV検査が十分でない可能性があります。
東京都のエイズで報告される人たちの年齢層を見ると、10代〜30代が46.8%をしめています。
私のような60代は、大切な人がエイズで亡くなった経験をもったりしています。その一方で、若い層の人たちは、保健の授業で治療が良くなったことを習うけども、
リアルに自分ごととして捉えていない人も多くいるように感じます。
TOKYO AIDS WEEKSの開催を通して、次世代の人たちに過去の記憶を伝えていくことができたらと願っています。
皆さまも、可能な範囲で、話題にしてみてください。
TOKYO AIDS WEEKSを語ろう